10年前の教科書で未来は語れません 吉良州司さんの個人演説への反論

吉良州司さんが最悪の改悪なサイトリニューアルをしたので、当ブログが反論に引用した吉良議員のブログ記事に容易に辿り着けなくなりました。表現・思想・言論の自由を侵害する工作活動として非難します。

2026衆院選大分1区。政策通(自称)吉良州司さんの経済論は、多くが間違っており、矛盾だらけ。

2026年1月30日、大分1区で行われた吉良州司さんの個人演説会。不思議な巡り合わせでこの日来県した高市首相の言葉を引き合いに出しながら、パネルを使って「今の物価高は行き過ぎた円安のせいだ」と、いつものように整然とお話しされていたのをYoutubeで確認しました。

政策通として知られる吉良さんの淀みのない語り口は、一見すると私たちの暮らしを心配してくれているようにも聞こえますが、いつもの吉良さんの悪い癖が散発し、多くが間違っており、矛盾しています。

吉良州司さんの2026年衆院選に向けた批判

吉良さんの見ている世界は、今のわたしたちが直面している現実とは、あまりにかけ離れているようにみえます。今回は吉良さんの個人演説会の主張に感じる「拭いきれない違和感」を、2026年現在の確かな事実に基づいて整理し反論していきます。

針の飛んだレコードのような主張をする吉良さんですので、前回のわたしの反論と重なる点はご了承ください。

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吉良さんが叩き続けるアベノミクスの亡霊

吉良さんは、今の物価高の全責任がアベノミクス以来の金融政策にあるかのように仰っています。

確かにスーパーへ行くたびに「また上がった」と溜息が出るのは事実ですが、それを全部円安のせいにして、10数年前のデフレ時代を「あの頃は良かった」と懐かしむのは、あまりに時代遅れではないでしょうか?

アベノミクスとサナエノミクス(仮)に対し世界のエコノミストからは異なる視点も

最近世界のエコノミストから指摘されているのは、安倍政権と高市政権(実現したい理想として)の違いです。

吉良さんは十把一絡げに批判されていますが、実はアベノミクスと今高市政権が進めている「サナエノミクス(仮)」は、目指す方向が根本から違うという意見も散見されます。

少しずれますが、「なんでいま選挙?」の批判は、高市政権が経済政策として実現させるためにも根幹から的外れな批判です。

金融政策の質的な転換

かつてのアベノミクスは、デフレ脱却のための大規模な緩和が主役でした。しかし今のサナエノミクスは、物価の安定をしっかり見据えながら「金利を正常な状態へ戻していく(利上げ方向)」ことを前提に動いており、2025年12月には日銀が政策金利を0.75%に引き上げ「金利のある世界」の移行に進んでいます。

規制緩和から戦略的な投資へ

アベノミクスは「市場に任せる」新自由主義的な考え方が主流でした。しかし今のサナエノミクスは、国と民間が力を合わせて、エネルギーやセキュリティ、AIといった将来の供給能力を高めるために、官民連携で戦略的な投資を行う。

このような指摘が世界のエコノミストで広がっています。

吉良さんの批判は、まるで「10年前の古い教科書」を一生懸命読んでいるかのようです。これからの経済の仕組みを正しく見据えているとは、残念ながらわたしには思えません。

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急な円安是正という劇薬が私たちの家計を壊す現実とポピュリズムな吉良州司さん

吉良さんは「円安を止めれば解決する」(素人が考えた単純な図式)と仰いますが、そのために無理やり金利を上げたら、私たちの暮らしに直撃します。

大分でも一生懸命働いてマイホームを持つ方がたくさんいます。住宅金融支援機構の最新調査(2025年10月発表)によると、今、住宅ローンを利用している方の実に79.0%以上が変動金利を選択している結果が出ています。

2025年末の利上げを受け、すでに多くの銀行が変動金利の基準金利引き上げを検討し始めています。もし吉良さんの主張通りに急激な利上げが行われれば、毎月の返済額が数万円単位で跳ね上がり、子育て世代の家計は真っ先に壊れてしまいます。さらに吉良さんは消費税の大増税推進派です。

「生活者優先(生活者ファースト)」と言いながら、実は私たちの生活を最も危険にさらす劇薬を勧めている。それが今の吉良さんの主張「吉良ファースト」の正体です。

高市首相のような成長戦略すら持ち合わせていないのも、吉良州司さんであることも付け加えておきます。

吉良さんが参政党と日本保守党に対して批判していたポピュリズムですが、吉良さんこそが仕事をしない政治家として生き残るために、ポピュリズムに走っているのが明確です。

中小企業淘汰論に連合大分は…

最も批判しておきたいのが、吉良さんの冷徹なまでの経済観です。

吉良さんは生産性の低い企業への公的支援を批判し、「耐えきれない中小企業は淘汰されていい」という趣旨の持論を展開されてきました。

これまで吉良さんは、働く人たちの味方である「連合大分」の強力なバックアップを受けてきましたが、この大分1区において吉良さんへの「推薦見送り」を決定しています。

国民民主党候補者の擁立が主な要因ですが、外からの人間には厳しく、知性よりも生活よりも反自民の脳筋らしく、大票田として連合大分も吉良さんのバックアップを始めました。

それでもこのような良識ある視点を持つ組合員が救いです。

中小企業の「淘汰」を容認する。賃金アップはすべての労働者ではない。努力しない労働者には必要がない。労働者を守るべき立場でありながら、このような冷徹な持論を持つ吉良さんには絶対に投票できない。

2026衆院選の構図だけではなく吉良さんの矛盾した冷酷な持論もあって、長年の支持母体でさえ一枚岩ではなくなっている。

地元の働く人たちの不安をよそに、耳当たりの良い「円高回帰」だけを叫ぶ今の姿勢に、一体何の価値があるのでしょうか?

2026衆院選でわかる吉良州司さんは大分1区に不必要

今回の演説会を聞いて、私は確信しました。

吉良州司さんという方は、「政策通」(自称)という看板に縛られて、現実が見えなくなっているのではないか?「昔は100円ショップが安かった」というノスタルジーは、今の物価高の解決策にはなりません。

奇しくも、「日本を導く覚悟を持つ高市首相」と「旧民主党は良かったをこすり続ける吉良州司さん」という未来と過去の演説が大分市で行われた2026年1月30日となりました。

今、大分に、そして日本に必要なのは、10年前の不満を繰り返す人ではありません。

世界が激変する中で、新しい投資を呼び込み、私たちの稼ぐ力を底上げし、住宅ローンや雇用の不安を解消してくれる、本当の意味で未来を見据えたリーダーです。

「古い物差しと間違った知識と倫理的におかしい価値観」で未来を測り「旧民主党は良かった」とノスタルジーを語り、労働者を愚弄する吉良さんに、私たちの暮らしを託すのはリスクが大きすぎます。

今回の演説会で確信できたのは、「大分1区に今こそ時代遅れの看板を捨てた新しい本物の政治家」が必要であることです。

大分1区に吉良州司さんは不必要です。

わたしたち若い現役世代こそ選挙に行って、吉良州司さんを選挙で落選させて、民意を届けてくれるまともな政治家を大分1区に誕生させましょう。

みなさんこんにちは、上野嬢と申します。(大分論壇さんが吉良さんの性的スキャンダルにかけてつけたかどうか知りません。「【丞】と【嬢】をかけた」とは言っていましたが、わたしは信じていません。)

吉良州司さんのご出身校とは、かねてより何かとライバル視される関係にあり、正直少しうんざりしていた高校(最近私服登校が許可された)の出身です。

最近の吉良州司さんの国会議員としてまた言論人としての酷すぎる発言や姿勢に、国内でも大分でも十分な反論が見られないことに疑問を感じていました。

そのような中で、大分論壇さんからお声がけをいただき、執筆させていただくことになりました。

あくまでこれは「反論」であり、吉良さんのように「すべて自分が正しい」と主張するものではありません。

あくまで学術的な一般論として、意見を述べさせていただきます。

吉良さんの学術的には受け入れることができない主張を正確に理解できず、なんとなく賛同しなんとなくわかってつもりになる支持者の方々に。

また「吉良さんは何を言っているのかよく分からない」と感じておられる方々にも届くように、できるだけ分かりやすく丁寧に反論をまとめていきたいと思います。

なお、ここでは吉良さんの性的スキャンダルについて、女性の立場から直接批判することは控えます。

ただし10年間も吉良州司さんの性犯罪や不倫疑惑の説明責任が果たされないままという現状、そして吉良さんの国会議員としての素質や資質に目を背けてきた大分合同新聞のkawainfoセクハラ事案がなかったことにされていることは、女性としてやはり見過ごせない大分県の羞恥な問題です。

この点については、本家の大分論壇さんにお任せしつつ、私はあくまでも酷すぎる吉良さんの主張に対して、両論併記の役割を担いながら反論するだけです。

どうぞよろしくお願いいたします。