元OBSアナウンサーの松井督治さん国東市長選出馬で、OBSラジオのなしかが去年終了したことに納得できました。
けじめとしてみると、国会議員を辞職しない大分県知事選候補者である安達きよし参院議員の整合性を問いたくなります。
松井督治さん国東市長選出馬からみるけじめ
放送法や公職選挙法の兼ね合いもありますが、マッキーこと牧大分市議会議員のようにメディア関係者が被選挙権を行使する場合は、けじめを付け降板します。
なしかおじさんの吉田寛さんが亡くなられた歴史あるOBSラジオなしかが終了した重みも、その一環とみることができる松井督治さん国東市長選出馬です。
だからこそ、けじめをつけず議員報酬をもらったまま2023年大分県知事選に邁進する安達きよしさんの整合性を問いたくなります。
国会議員を辞職しない安達きよしさんの大分県知事選に向けた事務所開き
この県を変えたい意気込みで大分県知事選に出馬しますが、まだ参院議員のままです。良識の府として議員報酬をもらいながら、県内を飛び回り事実上の選挙活動を行っています。
そして事務所開きです。
性犯罪記者逮捕を1面に掲載しなかった特定野党の機関紙・大分合同新聞の灯では、大分の言論人たちが議員報酬について手厳しい意見を寄稿しています。
そのひとりである伊藤京子さん。
財政に強い関心を持っているけれど辞職せず議員報酬をガバガバと貰い大分県知事選の準備に励む安達きよしさんには触れず、大分からはるか遠い中東のガーシー議員に関心が高いようです。
安達さんから距離を置いた大分の野党国会議員や自民党関係者から「首長選は与野党関係なし」なんて聞こえてきますが、国民感情から見ればそんなことはありません。
特定野党系国会議員にはとことん甘いのが大分県であることを、「どこに大分の灯があるの?」な的外れな政治批評を繰り返す伊藤京子さんの寄稿から感じ取ることができます。
支持者からの多くのいいねがついた事務所開き最初のツイートを消去した惰性を断つ安達きよしさん
その事務所開きですが、「惰性を断つ」と背中に書かれたスタッフさんや高級車が停車しているツイートが消されました。
理由はわかりません。
熱心な支持者からの「いいね」が多くついたツイートを消す感覚が公職としての人間性に疑問符をつけてしまうのと同時に、どうしても大分県教委汚職事件の隠蔽を想起します。
モリカケ・アベガー文学を勤しんでいた方なら、わかりますよね?
安達きよしさんの「惰性を断つ」が空虚に感じます。
あとツイート消去に、もうひとつ。
安達きよしさんは選対本部長であった足立信也さんの応援リツイートを全消去しました。
決定的な仲違いが起きたのでしょうか?
この件については、その仲違いに加わったようにも感じる大分県知事選不出馬を表明した小物感溢れる「世界を知るエリートのオレに反対なら戦争に行け」の吉良州司さんと合わせてまた別の機会に。
けじめとして辞職してきた国会議員たち
和歌山・徳島知事選に挑み挑んだ国会議員(自民・国民民主)は、告示の約2〜4ヶ月前に辞職しました。直近の記憶では、例外として山本一太群馬県知事が辞職しないまま自動失職をしています。
公職選挙法に詳しい専門家によると、公職に就いている議員の立候補について辞職しなければならないという明確な規定はない。そもそも告示された時点で自動失職する。
国会議員辞職については選挙準備もあるが、多くは有権者に向けたけじめとして辞職をすることが多い。
つまり、安達きよし参院議員が辞職しないまま大分県知事選に向けた事実上の選挙活動に問題はありません。
選挙運動ではないという慣例は理解できませんが…。
しかし財政への強い関心を持つ参院議員としての整合性。そして議員報酬を貰ったまま大分知事選への邁進という県民の感情。
それに応える気がまったくない安達きよしさんであることは、間違いないようです。
佐藤大分市長の辞職は3月2日
自動失職まで参院議員の報酬を貰い続ける安達きよしさんと、大分県知事を争う佐藤大分市長は3月2日に辞職します。
「安達には厳しいけれど佐藤には甘いよな?」と面白いIPアドレスを持つ方からお叱りを受けましたが、「二元代表制って知ってる?本会議が3月にある大分市議会だけど、その準備までして代理を置くって考えない?」と返すと、謝罪してきますのでお話しになりません。
新人議員として任期も全うせず国政から逃げ出した安達きよし参院議員と佐藤大分市長の辞職問題は、筋が違うのです。
そもそも性犯罪記者を隠したい大分合同新聞は、地元国会議員の今年の展望で安達きよしさんを省いています。
大分のクオリティーペーパーである社会の公器すら、安達きよしさんを2023年の1月から国会議員扱いをしていないのです。
にもかかわわず、まだ国会議員で議員報酬を貰い続けている安達きよしさん。
もっと言えば、釘宮元大分市長が大分県知事選に出馬した際は、佐藤市長のように辞職の時期にそれほど関心がなかった大分マスメディア。
こんな過去に思いを馳せれば、随分と特定野党系にはお優しい大分県だなと感じます。
辞職もせずに議員報酬を貰いながら大分県知事選に邁進する安達きよしさんにも、随分と甘い大分県が発露しています。