
選挙から4日が経過しました。未だに公式サイトやSNSには、支援者に対する感謝も敗戦の弁も自身の言葉で綴られていません。
かつて野田佳彦氏が安倍元首相への追悼演説で語った名言、「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」。この言葉をお借りします。
「逃げっぱなしはないでしょう!吉良州司さん!」
騙された野田氏でさえ、敗戦の弁を述べ代表としての責任を果たそうとしています。一方、20年以上も国会議員として大分1区の議席に座り続けながら、最後は沈黙の吉良州司氏。
政界引退を表明したとしても、あまりにも有権者をそして主権者を蔑ろにする態度にしか見えません。
今回は、吉良氏がマスメディアに向けて語った言い訳や過去の主張を振り返りながら、なぜ彼が落選し、そしてなぜ政治家としてふさわしくなかったのか?
その理由に迫ります。
政界引退した吉良州司氏他責の敗戦の弁への反論
まずは、吉良氏がマスメディアの取材に対して語った敗戦の理由を見てみましょう。
【吉良州司氏の発言】 「高市人気、高市旋風がどこまで伸びていくのか読めなかった。今回は私への大逆風というよりも、相手へのものすごい追い風だったと思う」
吉良氏の主張「敗因は相手への追い風」
吉良氏は今回の落選理由を「自分の力不足や不人気」ではなく、「高市早苗氏の人気(高市旋風)」という相手への追い風のせいであったと分析しています。
「自分は悪くない、ただ風向きが悪かっただけだ」という、典型的な他責思考が見て取れます。
「旧民主党は良かった」と国会でこすり続けたキラニーを披露し続けた吉良氏。その重鎮たちはどんどん落選していった2026衆院選です。
旧民主党が終わった選挙でもありました。
風のせいではない吉良州司氏自身が見限られた結果
この期に及んでまだ「自分は見えている」つもりなのでしょうか?
分析するとまったく異なります。政界引退するのは、それなりの理由が揃っている吉良州司氏です。
自民党大逆風の時ですら票を伸ばせていない
過去の選挙を振り返ってください。
自民党に猛烈な逆風が吹いていた2024年衆院選ですら、吉良氏は得票率を1%も伸ばすことができませんでした。つまり相手への追い風云々の前に、吉良氏自身がとっくに大分1区の有権者から見限られていたのが事実です。
今回はその見限られた結果が、可視化されたに過ぎません。
身内だった国民民主党堤淳太氏からの強烈な拒絶
「相手への追い風」だけが原因なら、なぜ同じ連合大分という票田を持つ国民民主党の堤淳太氏陣営から、ファイナル集会で乱入を仕掛けられる事態になったのでしょうか?
かつての支援者層からも「NO」を突きつけられ、拒絶反応を示されていた。これは高市旋風とは無関係な吉良氏自身の人間性と政治姿勢に対する評価そのものです。
こんなことが同じ票田であった連合大分から起きるなんて、前代未聞の事態です。思想が相反する政党間でさえ、こんなことが起きたことがない大分1区でした。
それほど吉良州司氏は異常だったという結論になります。
この場にいましたけれど、動員と見られる支援者からも冷笑されていた吉良州司氏でした。
吉良州司氏の人間宣言と人気の虚構への反論
かつて高市氏を意図的に避ける差別的な言動で、突拍子もなく人間宣言をしたことがある吉良州司氏です。天皇以外で初めて聞いた人間宣言でもありました。
吉良氏はブログや演説で度々、自身がいかに子供たちに人気か、ボランティアが集まるかを語ってきました。
【吉良氏の主張(過去ブログ・演説より)】 「子どもたちが自然と集まってくる」 「選挙カーではいつも盛り上がる」 「ボランティアは『またしたい』と要望が多い」
吉良氏の主張「私は子供や市民に愛されている」
自分は人間味があり、老若男女問わず、特に子供や市民ボランティアから熱烈に愛されている政治家である、そう自己評価していました。
熱狂は幻想で数字が突きつけた裸の王様の現実
その自信満々な自己評価は、今回の選挙結果という審判の前で完全に崩れ去りました。
数字が示す大分1区がわかってきた吉良州司氏不人気の証明
もし本当に子供たちの親世代やボランティア層に熱烈な支持があるのなら、これほど無惨な敗北はあり得ません。
「盛り上がっている」と感じていたのは、動員された一部の組織票と、裸の王様を演じさせていた取り巻きの中だけでした。
吉良氏の国会常套句「世界を知る私」のように、いつも背伸びした虚構の自分を作ることに徹した吉良州司氏らしい終焉です。
有志の会崩壊を招いたリーダーとしての責任
吉良州司氏は有志の会の代表です。
しかし結果として代表である吉良氏は落選し、生き残ったのは緒方林太郎氏だけです。緒方氏は吉良氏の「反対なら戦争に行け」という暴論に対しても、紳士的な態度で当ブログ大分論壇の公開質問状に答えてくれました。
誠実な政治家です。
組織を崩壊させ、自身も落選したにも関わらず、代表としての総括も説明もなし。これが人間宣言をした人物のすることでしょうか?
政策なき吉良ファーストを支持する維新の会や連合大分
吉良氏を支持してきた層、特に維新の会支持層の約4割や連合大分の一部は、一体彼の何を支持していたのでしょうか?
【吉良氏の政策的スタンス(過去発言・行動まとめ)】
- 「賃金は上げなくていい(努力しない労働者は必要ない)」
- 「中小企業は淘汰されても仕方がない(潰れていい)」
- 「給付金や減税は国民に恩を売る政治だ」
- 国際情勢については「反対なら銃を持って戦場に行け」
吉良氏の主張「弱者切り捨て」と「国民への恫喝」
新自由主義的な競争原理を極端に重視し、弱者救済や政府による分配政策を恩売りと否定。外交安全保障においては、異論を持つ国民に対し「戦場に行け」と極論で恫喝する姿勢をとっています。
イメージだけの政策通そのメッキは、完全に剥がれ落ちていました。
連合大分の方針との致命的矛盾
「努力しない労働者の賃上げ不要」「中小企業は潰れていい」
これらは、本来労働者の権利を守るべき連合大分の方針と真っ向から対立します。それなのになぜ一部の労組は推薦し続けたのか?
結局、吉良支持者には「政策」がなかったのです。
「自民党が嫌い」という感情論だけで、労働者を切り捨てる政治家を20年以上も延命させてしまった責任は重いと言わざるを得ません。
連合大分は解体するべき愚行を2026衆院選で犯しました。
具体的な政策論争からの逃亡
吉良支持者は具体的な政策論争ができません。
「吉良さんはすごい」「長くやっている」
こんな具体性のないイメージ論ばかり。
吉良氏自身も、社会保障の未来や具体的な経済対策について、生活者の痛みに寄り添う言葉を持っていませんでした。ただただ「世界を知る私」として、気に入らない高市首相を愚弄するだけの政治家だったのです。
だからこそ生活苦にあえぐ現役世代から見放された結果となりました。
国会議員として逃げっぱなしだった吉良州司氏は最後の説明責任を果たせ
20年以上、大分1区は何を見てきたのでしょうか?
性犯罪疑惑(デリヘル30万円示談報道)、不倫疑惑は直接的な議員辞職を招きます。「反対なら戦争に行け」は違憲発言です。
これらがなぜ選挙のたびに大きな問題とならず、7期もの当選を許してしまったのか。私たち大分1区の有権者もまた問われている気がします。
政界を引退するとして、「落選したからこれで終わり」ではありません。公人として、有志の会代表として、そして数々の疑惑から逃げ続けてきた人間として、最後のケジメをつけるべきです。
吉良州司氏に関する情報提供のお願い
大分論壇は、吉良州司氏が20年以上政治活動の中で残した「負の遺産」や、説明されていない疑惑について検証を続けます。
性犯罪疑惑、政策と矛盾する裏の顔、大学生ボランティアのせいにしていた声など、吉良州司氏について知っていることがあれば、ぜひ情報をお寄せください。
吉良州司氏は大分県だけではなく、日本全体にも大きな置き土産を残していきました。
「平和」を掲げながら、戦争容認発言をした吉良氏を支え続けた吉田忠智氏。
そして性犯罪疑惑の説明責任から逃亡し続けた政治家を、あろうことか「最も尊敬する」と公言してしまった静岡選挙区の平山佐知子参院議員。
次は、彼らに政治家としての責任を問う必要があります。吉良州司氏というポリティカルモンスターを20年以上も増長させてしまった大分1区には、その落とし前をつける責任があるのです。
首班指名で名が上がっていた政治家として不適切だった吉良州司氏を持ち上げてきた大分1区だからこそ、しっかり向き合うべきなのです。
▶吉良州司氏に関する告発・情報提供フォームはこちら
大分1区の新しい夜明けは、「吉良州司氏となんだったのか?」を明確に答えることができてこそ、本当の意味で訪れるのです。
吉良氏の選挙中の情勢が芳しくない頃から、吉良氏への批判的な情報提供が増えてきました。取材するともっと多くの声を集める必要が出てきました。そこで吉良州司氏に対する告発フォームを設けることにしました。
吉良州司氏は政界引退しましたが、主権者として言っているや求めていることと結果が異常的な差異を示してきた大分1区の特異性を解明するためには大切な作業です。
小さなことでも構いません。できれば生きているメルアドを入れて、返信を受け取れるかたちにしていただけると助かります。




