大分選出参議院議員安達きよしさんに吉良武力行使発言を質問してみた

ウクライナ問題について、大分一区有志の会代表・吉良州司先生の「自分に反対ならロシア軍と戦え」など国会議員としての憲法観について不安を感じたことから、大分選出特定野党国会議員に質問を送っています(日本共産党おおいたや自民党大分県連と対抗馬だった高橋まいこさんにも)。

会派所属の緒方林太郎議員が勧めたことから、有志の会代表である吉良先生には9度以上質問を送っていますが、すべて無視。

会派所属議員には2回催促していますが無視しています。

戦争法案と騒ぎ、丸山穂高さんの戦争発言で議員辞職勧告に関与し、「質問に答えない安倍政権」と糾弾していた大分選出特定野党議員も、有志の会のように無視しています。

都合が悪いこと無視するなら、特定野党が作ったあの騒動はなんだったのか。

そのなかでも今夏参院選を迎える足立信也議員は返答をしてくれましたが、納得できる回答は得られませんでした。

しかし「あだち」でも、別の大分選出・無所属の安達きよし参議院議員から回答がありました。

安達議員と事務所の方々ありがとうございます。

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吉良武力行使発言について大分選出安達きよし参議院議員に3つの質問

「法的安定性」で問題になった磯崎前参議院議員を民意で倒した大分選出安達きよし参議院議員に、吉良武力行使発言について、3つ質問しました。

  1. 自分の意見に反対する文民に武力行使を要請した吉良発言について、安達議員はどうお考えですか?
  2. 反対派を一掃する独裁主義と優生思想を前提とする国民主権について、野党系無所属議員として賛同できますか?
  3. 吉良発言を、憲法9条を守りそして人権を尊重する議員として、今後問題視する覚悟はありますか?

安達きよし議員「平和主義を前提としているから指摘に当てはまらない」

吉良先生のブログを読んだうえで、「罪のないウクライナ人がこれ以上犠牲になることを回避するため、(不条理であっても)ロシアの顔を立てる妥協をしてでも早期の停戦を実現しなければならない」

この文章を引き出し、前後の文脈から平和主義を前提にしているから質問の指摘に当てはまらないと、安達議員から回答がありました。

具体的な回答ではないので再度質問を送る

  • 誰の目から見ても、吉良先生の発言は平和主義を前提にしていることは明らか
  • その平和主義の持論展開で、自分の気に入らない国民に向けて武力行使を要請した事実
  • 憲法観が崩壊している発言が問題であり、議員としての資質を問題視している

それらを伝え、具体的な回答を求めていると強調し、再度質問を送りました。

武力行使発言の事実は「指摘にあてはまらない」の特定野党文法

自分の停戦条件に反対なら日本国民に武力行使を要請した有志の会代表・吉良州司議員
事実上の対NATO戦になり、第三次世界大戦の現実味を帯びる吉良州司先生の停戦条件

武力行使要請発言を、「前後の文脈を踏まえて指摘に当てはまらない」と回答するのは意味不明です。

「自分の平和主義を前提にする意見に賛同できないならロシアと銃を持って戦え」と吉良先生が記しているのは紛れもない事実。暴虐なロシア軍と対峙すれば、徴兵制度もない日本国民はどうなるのか?

自分に反対の国民に死を促したのが吉良武力行使要請発言の問題点です。

そもそも平和主義なのに、自分の停戦条件に反対なら武力行使を要請する感覚がよくわかりません。

これが通用するなら、プーチン大統領も平和主義者になります。

率直な感想として、この質問に真正面から答えることができない国会議員に落胆しました。安達議員は、護憲派から支持されていることを自覚していただきたい。

平和主義を前提としているから独裁主義と優生思想は問題視しない安達議員

②に関しては、反対派を一掃するためにエリート層を出したことから、特定野党の慣例から見えば「独裁主義と優生思想」の発言です。

平和主義を前提としていると回答した安達議員ですので、「問題がない認識で良いですか?」と再確認を行っています。

そういえばヒトラーも独裁主義と優生思想でした。

安達きよし議員の名誉に関する問題ですので、再確認を行っています。

日出生台演習が始まるが先輩の武力行使要請発言は問題視しない大分県

日出生台の演習が始まります。

演習に反対だけど、日本国民に死を促すお友達の国会議員は問題にしない。

これが通用する大分県ではないことを願います。

7日を期限に再度質問を求めたが「回答なし」

7日までを期限に再度回答を求めましたが、16日現在回答なし。

「オレに反対なら銃を持て」と発言した明確な事実がある吉良州司議員を否定しませんでしたので、残念ながら安達きよし議員は憲法9条の理念を破壊する大分選出議員となりました。

また独裁主義と優生思想を否定しなかった国会議員として記憶しておきます。

一連のロシア擁護と受け取られる発言を反省している吉良議員の事実もここに記しておきます。

「戦争の回避は対話で」なんて再回答できない安達きよし議員が言い始めたら、言論の発狂を始めます。

もう一度繰り返しましょう。

日出生台演習が始まります。

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心高身低な憲法9条を破壊する国会議員を庇う安達きよしさんはそれでも大分の有権者に向き合ってくれた

まったく納得もしていませんし、憲法9条に関する回答は的外れですので安達きよしさんの資質を問題視したくなる回答でもありますが、それでも自分の意見をしっかり述べて有権者と向き合う姿勢は評価したいですし、大分県民の皆さんにも安達議員の姿勢を広めたいです。

都合が悪いことは無視し続ける特定野党議員とは異なり、敵対する有権者に対してもしっかり向き合ってくれる安達きよし議員であることは、間違いありません。

心高身低をモットーにする安達きよし議員という印象を受けました。

回答の中身は満足していませんが、唯一と言っていいほど、信頼できる大分選出国会議員です。

ただただ、侵略戦争を否定しなかったことと、憲法9条を破壊する発言を行った大分選出国会議員を否定しなかったことが残念です。

いわゆる「お友達」は、特定野党議員にも通じます。