2022年11月18日に報道があり、この記事が2019年5月11日の記事であることから朝から多くのお問い合わせをいただいております(実は数ヶ月前からも)。
ひとつ断っておくのは、当ブログは自民党支持者でも党員でもございません。
前任者の高橋まいこさんは想定外でしたが、大分の政治ウオッチャーであれば既定路線であり、大分の政治に関心が高いのであれば誰でも思いつくレベルです。
大分一区の自民党を想定すれば衛藤博昭県議に行き着くことを想定しないほうが、ジャーナリズムではないと感じるレベルなのです。
女子中高生にスリーサイズを聞いていたのにMeToo運動ができる大分合同新聞の足を使った取材(ごめん、こんなん笑うwww)のような人間性を疑うつぎはぎだらけな志に基づくものではなく、関係者に聞いた段階の予想でしたので、あしからず。
当ブログはというと、高橋まいこさんをめぐる大分一区で起きた出来事に関心が高いです。
大分合同新聞(セクハラとヘイトスピーチに定評があり194キロ以外の高速度事故加害者には随分とお優しい新聞社)は旧統一教会を反日認定しそれに激昂した愛国者の信者さんへの取材からでも、特定野党論法風に言えば「疑惑はさらに深まった」ってやつな関心です。
よって今回のお父様が旧統一教会と関係がある大分一区衛藤博昭県議擁立報道という既定路線に興味はございませんので、お問い合わせをいただいても応じることはありません。
何度も書きますが、大分の政治ウオッチャーであれば誰でも思いつく既定路線です。
問わず語りするなら、地方議員経験もなく別府市長選大敗で自民党との数の論理の違いを説明できず、吉良州司さんのエリートのオレに反対なら戦争に行けに議員辞職を求めない驚くほどの読解力のなさを顕示する護憲派から支持され、県民党と息を吐くように嘘をつく自分を過大評価し過ぎな特定野党系大分県知事候補より経験とキャリアはあるとは思うので、「まあ信頼できる大分一区の自民党候補者」という印象です。
優生思想と独裁主義の吉良州司さんと税金で人権侵害をする日教組教育者に平然とできる特定野党を倒すこと、それに伴う特定野党の機関紙・大分合同新聞の発狂を見せてくれることを期待しています。
【大分県内ニュース】穴見氏 出馬せず 次期衆院選 政界を引退へ #oita #大分 https://t.co/D2pIidwQDb
— 大分合同新聞 (@oitagodo) 2019年5月9日
がん患者に対して「いい加減にしろ!」で有名となり、多くの批判を集めた大分一区穴見陽一議員が任期限りで政界引退を正式に表明しました。
自民党大分県第一選挙区支部にとっての打撃と、後任に現県議である衛藤博昭氏の可能性について。
自民党との軋轢すら感じる穴見議員の引退劇
「いい加減にしろ!」で勝てる見込みがなくなったから大分一区衆院選不出馬と政界引退を表明したと想起する方も多いのですが、それだけではない憶測もしたくなります。
現・昭和電工ドームのネーミングライツで不可解な負けた方をしたジョイフル。
こんなところも穴見議員への庇護がなくなったようにも見えた大分県。「いい加減にしろ騒動」から穴見議員への風当たりが強くなった大分県を窺えます。
自民党の金蔓である自分の存在が自民党に評価されていない。
このようなことも突然の政界引退の理由のように見えてくるのです。
ジョイフルに頼りっぱなしの選挙区
国会議員の政治資金実収入額で1位の穴見議員。ジョイフルマネーが主な集金力。
そのジョイフルマネーによって運営されていたのが、自民党大分県第一選挙区支部。
実態は自分で自分に投資する迂回寄付や節税目的でもあるのですが、それでもこの支部は約7割ほどジョイフルマネーで運営されているはずです。
引退後、多少は個人献金もあるでしょうが、それでも今の金額を政治資金として献金することは非現実的。この現実は自民党大分県第一選挙区支部にとっては大打撃を受けることになる。
穴見議員の政界引退はどこまでを指すのか?
この議員の大分における存在意義は集金力。だからこそ、ここを詰めない役立たずな大分マスメディアにモヤモヤするのですが、政界引退は事実上自民党との決別を意味する表明のように見えてくるのです。
後任は衛藤博昭県議の可能性
報道によると、穴見議員は自民党との関係を良好なまま引退したいことを述べているように、後任や時期については最適解と評価できる政界引退表明になります。
今夏参院選で審判を仰ぐ改選組の衛藤晟一議員の息子・衛藤博昭県議を大分一区の後任にする。
衛藤県議が3ヶ月ルール以内で辞職すれば、次点の自民党推薦議員の繰り上げ当選が可能(曖昧な記憶ですが)。議会の過半数をようやく会派で得た自民党だからこそ、策略的に後任を立てることができる。
この見方は衆参同時選挙を想定するから成り立ちます。
穴見議員の権限から考えると、衆参同時選挙のメッセージ性を持った政界引退表明のようには思えませんが、それでも自民党大分県連にとってはマイナスにならない衛藤博昭県議大分一区後任の可能性。衛藤議員の国政出馬は規定路線ですが、現実味を帯びるひとつのプランになるでしょう。
高松大分市議会議員より高い得票率
衛藤博昭県議の強さについて触れておきましょう。
大分市議会選で“圧巻な大量ゴール”を決めた元大分トリニータのレジェンド選手高松大樹氏。それを上回る得票率を得ているのが衛藤博昭県議です。
得票率を見ると、高松市議は7%程度。一方、衛藤県議は11%。大分一区が大分市の戦場と考えると、高松市議よりも高い得票率を持っている議員であり、勝てる後任候補として十分な存在が衛藤博昭県議。
高松市議・衛藤県議それぞれのバックグラウンドを透過した極めて単純な得票率の評価となりますが、強い候補者を後任として用意することができる自民党大分県連でもあり、この脚本こそ穴見議員の政界引退がスタートとなります。
新しい穴見氏への餞の言葉
「やることをやった」と穴見議員は政界引退の理由としてあげていますが、大分一区を支えたジョイフルマネーの泉源である従業員の過労問題もありました。
まだまだやることがある議員でもあり、自身の評価は過大評価だと感じます。
それでも穴見議員の美学があるのでしょう。
「もう自民党なんて・・・」そんな気持ちになるのもわかります。民主党系は悪夢で最悪ですが、自民党も金縛りのような睡眠麻痺状態。
悪夢集団よりマシだから穴見議員や安倍政権を支持していますし、それで選出されているのが大分一区。
こんな県民の気持ちを汲んだ引退劇であったら、いつかこの党について語ってほしい。
引退しても大分を創造することに貢献してくれるはず。体調不良が理由でなければ、これからも大分の発展に期待できる存在。
ライバルのGカップデリヘル示談スキャンダルで逃げ回った吉良議員とは違った謝罪という誠実さと、民主主義の前提であり権利である弁明を「いい加減にしろ!騒動」で見せたことは評価しています。
過ちを犯す人間性からみれば、判断を誤らなかった穴見議員。自分の過失を謝れない主権者たちから叩かれる職業が国会議員であることを僕ら有権者は忘れてはいけません。
「国会議員ってどうだった?」について大分の若者に語る時が来たら・・・。
これは国民主権の在り方を大分県が学べる機会になります。「自民党の悪口・ライバル吉良議員の不誠実さについて・大分合同新聞と不仲って本当なの?」について聞きたい穴見議員、お疲れ様でした。
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