安達きよしさん参院議員辞職のタイミングは補選に向けたクーデターだ

アルゲリッチ音楽祭の伊藤京子さんが寄稿した大分合同新聞灯にもあった参院議員の歳費について。

ガーシーという遠い中東に意識を向けることができますが、芸術文化の発展に寄与する大分県には意識が遠い寄稿に強い違和感を覚えました。

安達きよしさんが参院議員辞職をしないまま歳費を受け続け、血税の交通費で帰省し大分県知事選に向けて奔走をしています。

そんな安達きよしさんは、ようやく辞職時期について回答しました。

10月補選になる自動失職を選ばず、4月23日大分市長選等同日になる参院議員大分選挙区補選をぶつけたのは安達きよしさんのクーデターのように見えます。

参院議員にしてもらった大分県民に随分な意趣返し。

デストロイヤーきよしは、大分を壊す気かい?

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安達きよしさんの3月参院議員辞職は補選へのクーデター

首長選に立候補した国会議員は2~3ヶ月前に辞職することが多く、税金の無駄遣いである自民党議員も最近はそのような選択をしています。

しかし大分県知事立候補を表明した11月から、辞職すら口にせずひたすら大分県知事選に向けた準備を血税で行っていた安達きよし参院議員。

3月に辞職する言い訳は、もうめちゃくちゃ。

県民の声を届けるのであれば新人議員として6年の任期は全うしてほしかった。税金の支出のために4月補選を選ぶのであれば、歳費を受けながらの知事選準備は激しく矛盾している。税金の支出を抑えるためを理由にするなら早く辞職するべきだった。

驚くほどの読解力がない国会議員ですので理解しているのかどうか知りませんが、それでも3月辞職を選択したのはもう安達きよしさんの補選に向けたクーデターのようにしか見えません。

支援しない特定野党系や票田への最悪の当てつけ

お世話になった特定野党界隈に向けて何にも相談がなかったと言われる安達きよしさんの大分知事選立候補。

同じ無所属で安達さんと共闘関係であったエリートのオレに反対なら戦争に行けの独裁者・吉良州司さんのメルマガからは、「安達ってなんなんwww」がビシビシと感じ取れる首長選挙は誰も応援しない宣言。

ちらほらと聞こえてくるようになった主要労組による事実上の支援しない宣言である「自主投票」など、今まで支えられてきた人たちから関心を持たれなくなっている安達きよしさんです。

だからこそ、4月23日の補選日程を選択したように思えます。

早い時期に辞職することもできた

自動失職を選択しなければ早い時期に辞職し税金の支出も減らすことに貢献できたはずですが、この時期を選んだ意味。

2ヶ月しか準備期間がない。

政敵であった足立信也さんの市連推薦について黙認する腹立たしい自民党大分県連はそれほどでもありませんが、特に特定野党系は候補者を絞るのが難しくなります。

最有力であった足立信也さんが一強の大分市長選に振られたことから、ここでもう人材不足となってしまう。

しかも新人議員として任期を全うせずに首長に走る国会議員を大分特定野党が選出したことは、特定野党風に言えば「いわゆる任命責任」を問われることになります。

同時に政党名を隠すカードを失うことになり、無所属ロンダリングも通用しなくなった県内特定野党です。

自民党もそうでしょうが、特に補選は特定野党が厳しい戦いになるでしょう。ここで自民党が負けるのも「ざまぁ」と思う大分市長選の出来事です。

県内の特定野党から見れば、最悪の当てつけになる安達きよしさんの3月参院議員辞職宣言です。

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自動失職を選択しなかった安達きよしさんのメンタル

いつも税金に厳しい人たちが黙認していた安達きよしさんの歳費を受けながらの大分県知事選に向けた準備。

事務所開きではツイート削除もあり、特定野党系が盤石ではないことがひしひしと伝わってきます。

特定野党系であれば税金で人権侵害ができる大分県ですので、そのまま血税をもらいながら自動失職で大分県知事選を迎える選択肢も許されたであろう安達きよしさん。

しかしおいしい収入源を放棄してまで、自分を応援しない特定野党に向けた「最高の当てつけ」と思われる選択をしました。

自動失職で歳費をもらい続けるおいしいお仕事よりも、かつての支援者に向けた当てつけを選んだ安達きよしさんのメンタルは強い。

大分のガーシーという称号を与えたい。

2023年4月に4つの選挙を経験する大分県民

4月9日が大分県知事選と県議会選、大分市長選・別府市長選や複数の市町村議会選と参院補選が同日の4月23日です。

大分・別府市民らから見れば、2023年の4月は4つの選挙を経験することになります。

この日程からみても、特定野党支持者であれば税金で人権侵害ができる大分県ですので支出云々よりも自動失職をして10月補選を安達きよしさんに選んでほしかった。

多くの大分県民が安達さんに投票したのに、この厳しい日程は辛すぎます。

大分県民にも意趣返しをする安達きよしさん。

これまでみたことがない国民に対する呪術や術式のようにも見えてきます。

大分マスメディアの大失態を忘れない

辞職という選択は、安達きよしさんが補選日程を選ぶことを意味します。

それに、税金の無駄遣いに強い関心を抱く大分のマスメディアは無頓着でした。

当ブログと親しくしている「モンキー・スピーチさん」のツイッター(フォロワー数w)では何度も安達きよしさんに辞職日程について聞いているのを見掛けていますが、大分マスメディアはその気概すら感じられませんでした。

首相が持つ解散権のような強い権力を安達きよしさんが持っていた事実にまったく無関心であった大分マスメディア。

大分合同新聞に登場するいわゆる有識者もまったく役に立たなかった。

これは大分マスメディアの大失態です。

仕事ができない政治記者を抱える大分マスメディアの存在自体が、大分の存立危機。

それほど糾弾したい連続が続く存在意義すら疑いたくなる大分マスメディアの大失態を忘れません。

ガーシーのように選ぶ人を問題視しない特定野党が強い大分県で最高の仕事をした安達きよし参院議員

野合で安達きよしさんを支持していた日本共産党は、新日鉄の粉塵に激しく抗議しているのは有名です。

日本製鉄の労組施設で見掛ける安達きよしさんの看板。

特定野党の共闘は、どんな感性を育めばこんな矛盾を受け入れることができるのだろうかと理解に苦しみます。

吉良州司さんの憲法9条破壊発言や、足立信也さんの北朝鮮核実験反対決議欠席について、平和主義者が多い特定野党支持者はだんまり。

これこそが大分特定野党と大分左翼の極めて腹立たしい矛盾なのです。

ガーシー議員の懲罰が話題になっており、そのなかには「選ぶ人である国民を問題視」する意見も多いです。

しかし大分県は、特定野党になると変節します。

冒頭で紹介した伊藤京子さんのように、あまりにも特定野党系には甘すぎる。自民党への糾弾もしくは共闘できない政党と同じ案件が、なぜか特定野党には無効化してしまう。

こういう公正や公平を失った何かしらの提灯持ちが意気軒昂に政治や社会を語る大分や日本で、何が変わるのでしょうか?

こういう人たちが大分や日本を作ってきたと思うと、若い世代である僕は腹立たしくなります。

どうして公平な視点で矛盾しない意識で、社会や政治を語ることができないのだろうか?

そんな人達と同体である大失態をした大分マスメディアとその提灯持ちを、これ以上にないかたちで炙り出してくれた。

未来が見えないいまの大分の世論がどのように構築されているのかを、一瞬にして言語化し可視化したのが安達きよし参院議員です。

誘発的であったとしても最高の仕事をしました。

その功績を称え、大分県知事候補安達きよし参院議員を敬愛します。

心から皮肉を込めて。