土曜の夜、厳密にいえば日曜午前2時45分くらいからオードリーのオールナイトニッポンのコーナー「死んでもやめんじゃねーぞ」が始まる。「夢は捨てたと言わないで ほかに道なきふたりなのに」と浅草キッドの名フレーズが流れ、まるでオードリーさんのコンビ愛を重ねるようなコーナーのようにも見えるが、紛れもなく下ネタのコーナー。死んでもやめてはいけないことを下ネタにする。
そのコーナーに「おい猫、AV女優の心の支えになるのをやめんじゃねーぞ」とあった。色々と契約について問題になっている職種である。そのAV女優の心の支えになっているのが人間ではなく猫という点。確かに猫好きの女優さんが多く、的を射るネタのようにも見えるが、人間ではなく猫が心の支えになるという点に哲学を感じて、これが忘れられずにいる。
そんな猫が大好きなのがNHK大分の堀愛美キャスターが初ブログを書いた。足の間に入るのが大好きな猫の写真があって、「まるで僕のようだね」なんて言うことを、僕はきっと死んでもやめないのだろう。タオルケットにくるまる黒猫の写真なんかもある。黒猫といえば魔女の宅急便の黒猫のジジを思い出す。
劇中ではジジがキキと喋ることができなくなるのだが、その説にもいろいろとある。宮崎監督の見解ははっきりとしているのだが、キキの魔法力がなくなった、キキが恋をした、ジジが猫であることを自ら選択したなど説がある。きっと堀キャスターも猫の引き出しを多く持っているのだろう。
おい猫、君は素晴らしいな。
NHK大分堀愛美キャスターのブログタイトル名が「まなみの徒然にゃるままに」。猫に掛けたのだろうが、このセンスが嫉妬するほど好き。めいちゃんの「めーいっぱい!」に匹敵するほど優れている。「めーいっぱい」を考案したのがNHK甲府の花田アナだったらしいが、堀キャスターのブログタイトル名を誰が考案したのもかも興味深い。
自己紹介で大好きを語ることができる女子ってもうドキドキしちゃう。堀キャスターにしてみれば、徒然に猫が介入すれば、状況は決定してしまう。彼女のターンになるのだ。ひとりの女子の自己紹介と大好きを同時に表現したことになり、たった13文字で見る者を肯定させてしまう衝撃。NHK大分は、なんて見透かした真似をするのだろうか。
コメント