大分県は大盛り上がり。2019年選抜高校野球、明豊ベスト4進出です。
先日、選抜高校野球と大分には奇抜な関係がある大分ドラマティックの記事を掲載したように、第91回選抜高校野球は大分県のための大会になるかもしれない。これが本当に起きようとしています。
それまであと2つですが、その1つ目のハードルになるのは、いわくつきの習志野です。
偶然に愛される明豊高校
今大会の準々決勝は和歌山の偶然があったようです。
- 1試合目 市立和歌山
- 2試合目 智弁和歌山出身明豊の川崎監督
- 3試合目 前智弁和歌山監督解説
- 4試合目 智弁和歌山の登場
ここまで揃えば和歌山の奇跡とも言えますが、明豊の川崎監督がいなければ成し遂げられなかった和歌山の奇跡。こんなところにも明豊の偶然に触れることができます。
今日、新元号が発表されますが、そこに「明」の文字があることすら期待してしまいそうな今大会は偶然に愛され続けている明豊高校です。
明豊が決勝に進めばこんな大分ドラマティックも
明豊がこのまま勝ち進み、決勝の相手が智弁和歌山であれば監督の出身校になることから完全に大分ドラマティックは整いましたが、こちらは叶わず。しかし他の2校にも大分県と関わりがあります。
女子マネージャーの歴史を変えた2016年夏大分高校騒動で、東邦マネージャーが「入らないほうが良い」と勇気ある反論を行いました。明石商に関しては、今大会大分高校に勝っていることから明豊もモチベーションが高まるでしょう。
あてつけもありますが、大分ドラマティックの脚本はある程度整っている。偶然に愛されている今大会の明豊高校です。
ベスト4はいわくつきの習志野と対戦
ブラスバンドが凄いことで評判の習志野応援団は美爆音と称されます。しかし「うるさい」とクレームがつき、縮小して応援している記事も見掛けました。野球のほうでは星稜戦でサイン盗みの疑いがあり、後日高野連が調査するとのこと。
なんかもう一億総火玉の精神で、習志野をヒールにしている状況があり、見えない相手に参戦している大分県民もいるはず。ヒールとなっている習志野ですから、世間から明豊は力をもらえ、声援も大きくなることが予想されます。
しかし大分県民は本当にそれで良いのか?
なにかとけちをつけられる習志野を、明豊や大分県と相対することで見えてくるイーブンがあります。
美爆音と美校歌
プレーしている球児たちにはプレッシャーになり、意思疎通の弊害になることもあるでしょう。しかしそうであれば他のブラスバンドも耳障りと感じるマイノリティ球児の声も拾ってあげないといけません。もちろんご近所さんへの配慮も。
落としどころがいま見つからないのですから、明豊戦は習志野らしさで来てほしい。
美爆音に注目して甲子園にくる観客も居るといいます。南こうせつさんの校歌を聞くために明豊に勝ってほしい県外のファンも増えました。大分ドラマティックが完結するようなことがあれば「南こうせつさんが明豊の校歌で紅白出場」なんて僕が言うほど。
野球以外の場外戦であればイーブン。だからこそ習志野応援団は明豊戦でらしさをみせてほしい。もちろんそのときは、こうせつの美校歌で習志野を讃えてあげる。
そんな大分県民の余裕が見たい。
サイン盗み騒動と大分の隠蔽的社会性
ヒール習志野を確立したのがサイン盗み疑惑。大分県民も「卑劣な高校に負けるな!」なんて気持ちになってしまう人もいるでしょう。しかし大分はこんな社会性を抱えている県です。
教育者の人物が、大分大学のIPを偽装して既得権のために行政批判をさせないよう税金で言論封殺を行った。
こちらはまったく問題になっていません。高校野球が教育の場であるからこそサイン盗み疑惑は問題になっていますが、大分では教育者が、大分県教委汚職事件の批判をさせないために税金で言論封殺を仕掛けた過去があります。こんな卑劣者が教育者を名乗っているのも大分県。
習志野を卑怯者といえる大分の素地は綺麗でしょうか?
自分たちができないことを相手に求めるのも卑怯です。習志野を卑怯と罵ることができない大分があることを忘れてはいけません。
寛容な明豊のように習志野に敬意を
横浜が握手をしなかったことで物議を醸しましたが、明豊の広報担当者は「気にしていません!」の一言で場を収めようとしました。寛容な明豊のように、僕ら県民もベスト4で対戦する習志野に敬意を払い、勝敗を見届けたい。
「習志野?気にしていません!互いにベストを尽くして頑張ってほしいです!!」の明豊精神を見せる余裕ある大分県民でありたい。もちろん大分ドラマティックは決勝にも脚本が整っていますので、つまりそういうことです。
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