コンタクトプレーが激しいことで熱くなった選手たちを見ることも多かったですが、ゲームが終わればノーサイド精神で勝者も敗者も、とある概念に存在しないことが日本中に感動を与えています。
日本代表の強さは大分にも伝播し、ファンゾーンは大盛り上がり。ハイネケンは瓶ではなくても美味しい。来県した外国人は大分の良さを褒め、そして僕ら県民はこの都市が持つポテンシャルを再認識しました。
そして忘れはならない大きな価値となったラグビーの面白さ。
これらはラグビーW杯大分開催のレガシーとなるでしょう。
しかしそれだけは物足りません。ラグビー憲章にある「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」、そしてノーサイド精神。
ラグビーW杯大分開催の全日程が終了したからいまだからこそ、広瀬知事や県議会そして県民に語りかけたいことがあります。
広瀬知事のノーサイド発言は空虚だった大分県
釘宮戦に大差で勝利した際、連合大分に向けて広瀬知事が発した言葉が「ノーサイド」。そのノーサイド精神で先の知事選では連合大分から支持されたが、本来持つノーサイドとは程遠い大分があります。
#MeToo・表現の不自由展・そして神戸教員間いじめ。この3点から指摘することができます。
「大分に何の関係があるの?」と感じる方も多いでしょうが、ノーサイドにしなければならない大分における喫緊の課題です。
#MeToo = 大分合同新聞がカワインフォの企画で女子中高校生にスリーサイズを聞くが、全く反省すらせずセクハラ問題を書く姿勢。
表現の不自由展 = 政治思想の差異だけで、大分大学のIPアドレスを偽装し、税金で当ブログの表現の自由を侵害した日教組を愛でる教育者。
神戸間教員いじめ = 大分大学のIPを偽装して税金で人権侵害を行う日教組教育者の言動は、紛れもない県民いじめ。子どもたちのいじめ発覚件数に影響を与える懸念材料。
すべて反政権側に属する人たちが起こした社会通念と民主主義とリベラルが愛する憲法への挑戦です。釘宮戦で反広瀬を喧伝していた人たちの言動でもあります。
あげた3点は社会で衝撃を与えていますが、大分では問題にすらなっていません。大分そのものが文化水準の低さを露呈することになっています。そしてこれは広瀬知事のノーサイド発言そのものが空虚だった証明です。
広瀬ノーサイド宣言に甘えた人間が卑劣な行為に走り、ノーサイド精神を愚弄していることを忘れないでいただきたい。
世界にも発信できた大分の素晴らしさをさらに磨きをかける意味で、県全体で真面目に取り組まないといけない大分の問題です。
ラグビーW杯大分開催で習得したいラグビー憲章とノーサイド精神
提起した大分人権問題は、広瀬知事が取り込みたかった側が起こしたこと。ラグビー憲章やノーサイド精神とは程遠いです。
勝者が敗者を取り込むための大分方式(広瀬式)ノーサイド精神は、ラグビーW杯2019では存在していません。今大会で大分に示されたノーサイド精神は、選手間で自発的に生まれたラグビー憲章にある「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」の体現化です。
- ラグビーの面白さ
- 大分の素晴らしさを再認識できた
- ハイネケンは瓶ではなくても美味しい
ラグビーW杯大分開催がもたらした寄与はとてつもない価値があります。その価値を共有しながら、葬り去りたい問題に振り返ることができた時こそ、ラグビーW杯大分開催誘致の価値は、公共の福祉において意味を持ちます。
これは誘致に成功した広瀬知事がこれから県民に語りかけ、取り組まなければなければならないことです。「ああ良かったなあ」だけで終わらせるには、惜しいほどの価値がラグビーにあります。
誰もが心豊かに暮らせる大分になるために
ラグビー憲章そしてノーサイド精神こそ、大分県民がラグビーW杯大分開催から植栽するべきレガシーです。開催すればまとまることができる大分は、確かに存在し、また再確認できました。
だからこそ、僕ら大分の問題は僕ら自身がしっかりと振り返り、自発的に片付けなければなりません。ラグビー憲章とノーサイド精神がこの県で萌芽するために、必要なプロセスです。
それができてようやくラグビーW杯大分開催の価値を説けます。
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