【大分県内ニュース】進化する“学びの場” 杵築市立図書館 #oita #大分 https://t.co/bphJuOiqgd
— 大分合同新聞 (@oitagodo) 2018年12月19日
全国に広がりつつある読書手帳を導入した杵築市立図書館が羨ましい。でも落とした時、僕は困るかもしれません。「性愛英語の基礎知識」、「悪魔と悪魔学の事典」とか記帳されている。
もう危ない。
高校時代の村上春樹さんの読書歴が公開されたことがありましたが、これは立派なプライバシーの侵害になりますので見つけた方はそっと職員に渡す杵築であってほしい。
それはさておき、27日から年末の本物語が始まります。
話題の読書手帳を導入した杵築市立図書館は28日までですが、県都にある大分県立図書館と大分市立図書館は27日まで開館となります。僕は年末最後の日の大分県立図書館の雰囲気が大好きです。きっかけは姪が本を借りるというのでついて行ったことから。
驚いたものです。
本を積んでいる人がたくさん。子どもが後ろの人に迷惑を掛けないようにせっせと自動貸出機に通していくけれど、後ろの人はそんな姿に微笑んでいる。職員はおばあちゃんに声を掛けて貸出処理をする。
優しい大分を確かに目撃しました。
去年は妻ちゃんが前に並んでいた中学生らしき女の子が持っている本のタイトルを見て「薦めたい本があるから話しかけたい」というので止めたことがあります。
本が大好きな妻ちゃんは言います。中学生の頃に年末年始夜の3時くらいまで起きて本を読む。夜更かししても怒られない。ケトルとお水とキッチンから取り寄せたコーヒー一式を部屋に持ち込んで過ごす。時々好きなあなたを想う。でもあなたは彼女と初詣に行く約束をしている。その事実と切ないわたしを忘れるように本に没入する。
こんな女の子もいると思います。
そんな時間を過ごしながらきっと見つけるのです。今年最高の本を。それは甲斐キャノンすら刺せない滑り込みの本になる。こんな現象を年末の本物語と読んでいます。
今年は今日大分にいないことから年末の本物語を共有することができないのが残念ですが、想像するだけでも高揚するものです。
「マンガはダメなのかよ、クソムシが」という方もいるでしょうが、そんなことはないはず。クリスマスイブから48時間惡の華がニコニコで放送されていました。とある花火を見てから参加することになりましたが、やっぱり面白い。
感化された妻ちゃんが続きを知りたいのでコミックを読みたいとゴネることから全11巻を借りました。凄いと思いませんか?クリスマスイブの夜、あらゆるものが放出される通称「性なる夜」の時間帯に惡の華コミックをレンタルして妻ちゃんに渡す夫。
変態って言ってほしいです。
ひとつ残念なのが県図書にはマンガはない。でも大分市立図書館のほうはライトノベルがあるはず。化物語があったことを妻ちゃんが喜んでいたことを記憶しています。様々なジャンルの書籍ラインナップは県図書よりも市立図書館のほうが充実しているようにも感じますので、興味がある方はぜひ。
公立図書館や満喫や、GEOという私立図書館で、年末にかけて今年の最高作を見出す旅に出掛けるのはいかが?
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