週間SPA!のヤレる女子大生の大学ランキングで、各方面から抗議活動が広がっています。#Me Too運動を取り上げる大分合同新聞は、過去県内女性を含む女子中高校生にもスリーサイズを聞いていましたが、その過去に振り返ることなく女性の権利を叫ぶ。
女性記者を守った新聞労連、それを担ぎ上げたBuzz Feedに大分合同の問題を告発しましたが、無視されました。整合性がない女性の権利がマスメディアから叫ばれ、なかなか本質にたどりつけない日本社会。
ヤレる女子大生からちょっと思うことがありますので、随筆「僕とヤリたい女子大生(元)」のお話をしましょう。
その女子大生(元)は、妻ちゃんです。彼女のお友達とこの前電話で話した時「ツマツキーは相変わらずだね」なんて言われる妻ちゃん。トロツキーに詳しく、結婚したことでお友達につけられたあだ名になりました。
ロシアの歴史が好きで僕にいろいろと教えてくれる。ちょっと変わった妻のように想像されるかもしれませんが、黒目が大きく見えることからあどけなさが残る優しい“女の子”でした、、、です。
成長が早いことから、中学生の頃から特に体育の時間に男子から熱い眼差しを感じ、嫌気が差しそれに憤慨できない自分を悔やんでいたそうです。しかし「僕には見てほしかった中高校生」だったと告白。実は僕も見ていました、ごめんなさい。
彼女とは小学低学年の頃、母親同士が親友ということで初めて出合い、それ以来僕に熱をあげ、中高校は同じ時間を過ごしました。真っ黒い豊富な髪をしていることから「きめ細かい海苔のような前髪だね」とからかったことがあるのですが、それすら顔を真っ赤にして喜んでいたことを僕はよく思い出します。
初めて妻ちゃんと一緒にベッドに入ったのは21歳のころ。その頃から付き合い出したのですが、少し僕に問題がありました。その時の感情に惑わされない、性的な快楽だけの関係とは無縁な生活を送りたい。
彼女の長く純粋に抱いてくれた熱い気持ちに僕は応えたい。彼女が持つ魅力的な性熟の芳香だけで欲情したくない中二病に似た感覚を僕は抱き(半年ほど貫き、見事に挫かれたのですが)、強い気持ちでベッドのなかで彼女と睡眠時間だけ共有していました。
ある朝のこと。僕の男性の朝の生理現象に向き合う彼女。ツンツンさわさわとするので「それセクハラっていうみたいだよ」と僕が目を閉じたままいうと、「ひやあぁ」とした声をあげた彼女を今でもよく覚えています。
その時の言い訳が「実験だよ!」でした。
ホラーの鬼才白石晃士監督の「怖すぎ」というホラーモキュメンタリーシリーズがあり、そこで「実験だよ、実験」というセリフがあります。二人で見ていた時、顔を真っ赤にして気まずそうにしていましたので、僕は何も言いませんでした。“偶然”によく触れる女でもあります。
「実験だよ!」事件からわかるのは、妻ちゃんは「ヤレる(ヤレそうな)女子大生(元)」として見られたこともありましたが、「僕とヤリたい女子大生(元)」でした。
その事件から数日後、話し合った結果、彼女曰く「矛と盾の日」を迎えることになりました。最近は「いっつも負けている矛さん。負けないように枯れないように」と、意味深な言葉を発するまでになりました。
当時の僕が手を出さないことに悩んでいたこともあるほど、彼女には確かな意志があった。「実験だよ!」事件は審議対象ですが、それはそれで許容できる僕です。あの時のことをもっと淫らな言葉で表現したいほど、僕は嬉しかった。
「ヤレる(ヤレそう)な子」として見下されている女の子でモヤモヤや怒っている女の子もいるでしょう。でも僕は知っています。ヤレるのではなく、「自分の意志」でヤリたい女がいること。
僕はツマツキーからそう学びました。
「おっぱいが好きだけど大分合同新聞のように女性にスリーサイズを聞くのはおかしい」と書いただけで、大学のIPを隠蔽してまで女性蔑視と判断する大分大学人権派のような「女性蔑視基準」もありますが、性教育を含めて「性行為の同意」についても、もっと前進した日本であってほしいと願います。
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