大分県内の自治体はサイトの問い合わせフォームからでも対応しているのか聞いてみた

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市町村運営において、住民の声は必須。質問は興味になり、それは意見となり、時に愛となる。この過程がまちづくりのヒントになります。

「選挙に行け!」と大分マスメディアはいいますが、大分市は待機児童ワースト8位(当時)であるにもかかわらず「市には喫緊の課題なし」と評価した大分合同新聞があり、そのまま市議会選に突入した過去があります。県内人口2位の別府市は、市長選無投票当選。

こんな大分だからこそ知りたくなりました。

大分県の自治体は、住民の声に耳を傾ける体制が行政サービスとして成立しているのだろうか?

自治体がどう向き合っているのかを確認したい。市町村のサイトにある問い合わせフォーム(姫島は電話)を活用して聞いてみました。

質問内容と大分県各自治体の回答

質問

  • 市町村の重要な課題(たとえば大分市の待機児童全国ワースト7位など)についての質問をして回答を求めた場合、連絡先や市町村が求める個人情報の必須項目を埋めても回答をしないケースはありますか?拒否する事情があれば事例を付け加えて回答してください。
  • 回答に時間が掛かるケースでは、その旨を伝えますか?

住民の質問に自治体側がどう真摯に向き合うのかを確認したいため、土日を挟む木曜日の5月30日に開始、6月6日に予告なく締め切り。各自治体の事情もありますから、返答期間は住民の声を聞く姿勢の参考にしてください。時間がかかるのが悪いのではないのです。聞く姿勢です。

原則回答

(連絡先・必須項目を埋める条件)

竹田市(14)・宇佐市(6)・由布市(9)・国東市(11)・日田市(5)・中津市(3)・豊後大野市(8)・豊後高田市(13)・玖珠町※(16)・佐伯市(4)・臼杵市(7)・日出町(12)・津久見市(15)・大分市(1)・九重町※(17)
回答が遅れる場合、連絡をする 竹田市(14)・宇佐市(6)・由布市(9)・国東市(11)・日田市(5)・中津市(3)・豊後大野市(8)・豊後高田市(13)・玖珠町※(16)・佐伯市(4)・臼杵市(7)・日出町(12)・津久見市(15)・大分市(1)・九重町※(17)・杵築市(10)
原則回答 姫島村(18)

市民には回答をするが、今回の調査協力は拒否

別府市(2)
回答なし 大分県

回答順。(数字)は県内の人口順位。青文字は土日挟んで回答。

※玖珠・九重は回答が遅れることを、玖珠は当日30日、九重は6月3日に連絡あり。

姫島はネットによる問い合わせ環境なし

電話で村役場に質問。

ほとんどが電話による質問が多く、原則回答ができていると返答。今後ネットにおける質問フォームを設ける予定はなく、理由として人口の問題と電話による質問が機能していることから需要がないと判断。

佐伯市は今後問い合わせフォームを検討予定

佐伯市はメールアドレスだけ。メールにはウィルス感染のリスクや、確実に連絡がとれるメリットがあります。佐伯市によると、今年中にサイトのリニューアルを行なう予定であり、問い合わせフォームの設置を検討してみたいと回答。

別府市民には答えるがおまえには答えない

このような乱暴な言い方はされていませんが、市民の回答は行っているが今回の調査は回答を控えると返信してきた別府市。質問の趣旨が伝わっているのかわかりませんが、理由についても言及なし(他の自治体はしっかり回答拒否の事例をあげています)。

多様性のAPUがある別府、観光立県として大分の主戦力の別府ですが、意外な回答で驚きました。他の自治体のように謙抑な姿勢ではなく、物言う自治体のようです。

勘違いしてほしくないのは、「おまえには非協力的だけど、市民であれば声を聞く姿勢を持っている」のが無投票で当選した長野市長の別府です。マスメディア的にいえば排他的、大分論壇的にいえば別府ファースト。

長野別府市長を「トランプ長野」として風刺する企画でもやろうかな。

女性の観光客に評判が良い杵築市回答なし

杵築の回答なしは意外でした。観光など素晴らしく、外国人の女性から着物着用観光が人気で、まだ伸びしろがあり、住民の声の必要性を感じるのですが、回答なしとなりました。きっと忙しいのでしょう。

6月18日に回答を受け取りました。少し特殊な事例ですので、後日まとめます。

原則回答と遅れる場合連絡する自治体が多い

原則回答、遅れる場合も連絡をするケースが多いことがわかります。「お答えしかねる」難しい質問であっても、その旨を伝える市町村が圧倒的に多かったです。

大分県内自治体担当者の方々、丁寧に回答をしていただきありがとうございます。

人口が少ない自治体に住む若い諸君は声をあげるチャンス

人口が少ない自治体ほど、回答が早いケースが目立ち、丁寧で積極的に声を拾う姿勢が見えてきました。だからこそ声を届けてほしい。特に若い人たちは、積極的に声をあげることをおすすめします。質問から興味に変わり意見になること、忘れないで。そこから愛が芽生えたら、素敵やん。

市町村が求める情報を明記し丁寧に質問を

質問する住民は、市町村が求める必須事項を明記しなければ、当然回答はもらえません。回答をもらうメールアドレスや電話番号、はがきや手紙もOKな自治体もあるので住所も忘れずに。

ちなみに伝えた個人情報は、質問の返答のみにしか使えません。

県庁でまた発生した過労死の問題もあります。言いたいこともあるでしょうが、必死で頑張っている公務員のほうが圧倒的に多いです。だからこそ、質問する住民も丁寧に行う大分県民であってほしいと願います。遅れることを連絡してくれる自治体が圧倒的に多いのですから、待ちましょう。

質問が複数になる場合、文書のほうが円滑に進むケースもありますが、電話のほうが圧倒的に早いことも忘れないでください。

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