NHK大分の11時59分、ひるいろのクロージング。中垣るるキャスターは先輩らしく落ち着いた様子で締めます。一方新人の本多葵キャスターはその日の話題を絡めながら締めていく。
これが大分のおっさんホイホイ化するほど、かなりあざといインパクトがあるのです。
おっさんホイホイの本多葵キャスター
広瀬じゃないほうの丸山すずキャスターがどのような番組の締め方をしているのか?その確認はまだですが、本多葵キャスターはおじさんをピンポイントで狙っているかのような締め方をします。
清楚でそれはまるでCAのような丁寧な笑顔を見せる。夜のお姉さんのように代償を必要としない癒やし。おじさんが好きそうな要素を持ち、おじさんを虜にするような仕草。
特殊能力として明文化するのであれば「大分のおっさんホイホイ」とでもいいましょうか。
「あのお姉ちゃんはいつ出るのか?」と話題にしているおじさんをここ3週間で3~4人ほど見ました。
「るる先輩からホイッパーでかき混ぜられ、すずちゃんのお玉でスープとして注がれればいいのに」なんて思うほど、おじさんから熱い視線を注がれているのが本多葵キャスターです。
ちなみに彼女に会えるのは今週。中垣るる・丸山すずキャスターのローテーを経て、彼女は中2週で登場する予定です。
おじさんに明日という未来を繋ぐクローザー
クッキングパレットで使った青ゆずを指先で掴んで笑顔で「何かを言っている」。その「何かを言っている」ことは重要ではないと判断してしまうほど、仕草に注目をしてしまう。
そこにはあざとさとかわいらしさしかなかった。
経験がある方も多いと思うのですが、恋に落ちる瞬間に似ている。何がいいのかわからない。わからないから知りたくなる。だから見なければならない。見てしまえば、あざとさとかわいらしさが待っている。そしてまた恋に落ちる。
これは魔のループだ。しかしそれほど危険性はない。おとぎ話のようにその恋は安全だ。子どもが安全な場所から物語に関与することができるおとぎ話。幼児退行したおっさんが安全に味わえる恋。本多葵キャスターのローテーで萌芽し成長していく徒爾な恋心。
彼女はというと、おじさんをそのようなおとぎ話に留めておいて、新人キャスターらしかぬ振る舞いでクローザーとして自分の仕事に集中する。おじさんの儚い明日という未来を繋ぎながら、ひるいろというゲームを終わらせるのです。
大分における11時59分のおっさんホイホイ
NHK札幌の鈴木遥キャスターが大分時代、朝のニュースで前置きをしていたことがありますが、それを彷彿させるキャスターの独自性であると評価することもできるでしょう。
それよりもインパクトが強い。いかにもおじさんが好きそうな仕草を彼女はします。こんなお昼キャスターは見当たらなかった。NHKは今まで時刻に合わせた恋人や魔法使いがいました。迷走したり不倫したりと人生いろいろなのですが、彼女にもそんな名前をつけたくなる。
ひるいろは11時45分からになりますので、その時間からおじさんたちがテレビの前に集まる戦慄な大分が見たい。その光景に11時59分までのおっさんホイホイという名前をつけたい。
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