北方領土の問題が、先の大戦を始めたことと、もっと早く終戦できなかったことに真の原因があることを認識している人が一体何人いるのか?
そう吉良先生は問い掛けました。これは鋭い指摘です。ぐらっとしちゃいましたが、やっぱり意図が透けて見えちゃうんですよね。北方領土問題は、戦争責任問題を絡めたかったから選んだテーマ。そしてそのテーマは吉良支持者向けとなります。
北方領土を使って支持者に向けた吉良先生の猫撫声。
支持者向けに事実を隠蔽する吉良州司先生
吉良先生が支持されている大分の事情も鑑みないといけません。戦争責任について支持者を気持ちよくさせておかないといけない事情があるのもこの大分の特徴です。
戦争指導者を許すことが出来ない。無謀な戦争で死んでいった若者に涙を流す。このようなことも必要です。しかし吉良先生は卑劣だ。先生が知らないはずがないことを、支持者向けに隠蔽している主張です。
戦争指導者には責任があるとしても、原爆神話に代表されるようなポツダム宣言受諾をしていれば悲劇が回避されていたと明言したことに、吉良先生の意図と薄っぺらさを感じました。
ポツダム宣言発出に終戦していれば原爆やソ連対日参戦はなかった?
ポツダム宣言に国体護持の強い進言をした米国務省。それを黙殺したトルーマン大統領の思惑は、日本に降伏してもらいたくなかった。それだけ原爆を使いたかったのです。
43年の8月ケベック協定、44年9月のハイドパーク協定では「ドイツではなく日本に原爆を使う」機密文書もあり、それを踏襲したトルーマン。日記でも放送でも日本人に原爆を落としたくて震えていたトルーマン大統領がいた事実があります。
ソ連対日参戦に関しては、ポツダムの前のヤルタ会議で対日宣戦をすることを米英と合意しています。
吉良先生がこのようなことを知らないはずがないんです。それなのにここを徹底無視したことは、単純に支持者向けの主張だった。そのために北方領土を持ち出したことになります。
東京大空襲や原爆投下は戦争犯罪です。しかし重慶爆撃など市民を巻き込んだ前例を作ったのも日本であり、それをドイツが真似をし、アメリカが戦争犯罪を正当化する口実を作ることになりました。
この悲劇の連鎖に日本は向き合わないといけませんが、ポツダム宣言を受諾していれば原爆もソ連参戦もなかったなんて言わないでほしい。吉良先生は拙劣な大分合同新聞のようにはなってほしくありません。
「既得権などない」と豪語していた吉良先生。しかしやっていることは支持者向けの主張であった。しかも歴史を隠蔽し支持者に聞こえが良いように整え、しかも北方領土まで出汁にする周到さ。
吉良先生、卑劣過ぎませんか?
韓国が持ち出した天皇の戦争責任について語ってほしい
中国の尖閣には猛批判しますが、竹島になるとトーンダウンする吉良先生。韓国に何かしらの利権があるような穿った見方もしたくなるもの。そこで聞きたい。
韓国国会議長が昭和天皇は戦犯とし、その息子である今上天皇に謝罪を求めるなど、根拠がないことを言い始めました。
戦争指導者として昭和天皇に責任があるのか?その息子が今上天皇であるのか?明確に支持者向けの主張を行ってほしいです。
黙殺された言論で戦争に突き進んだ時代
戦争指導者に責任はあります。その一方拓かれた言論がなかったことも、悲劇の戦争に突き進んだ結果です。
当ブログは吉良先生が支持されている連合大分傘下大分県教職員組合を愛でる大分大学の人権派から「保守は行政批判をするな」と言論封殺を受けました。しかも税金で大学のIPを偽装してまで。大分県教委汚職事件の話を振ると、フリーメアドも捨てて逃げ出す人物です。
吉良先生はこんな卑劣な支持者のために、知っているはずの事実を隠蔽してまで票をかき集めたいのですか?
あなたが愛する吉良支持者のなかに、国民主権をぶっ壊したい人物、しかもそれが教育者を自称しているのですよ。
せめて大分県教職員組合からの支持は断るくらいの意気込みをみせてほしい。戦争指導者を糾弾するのであれば当然の固辞。国民主権の時代ですから、支持者が言論封殺した時点で民主主義への否定です。それは吉良先生も民主主義を否定していることになる。
大分県教職員組合から支持される議員は、落選運動を行わないといけないほどの大分の危機。
文部科学委員としてやれることがあります。教育者が言論封殺を匿名性を高める行為を税金で行っているのですから、文部科学委員して“善処”してほしいものです。
ネットいじめで自殺した群馬の女子高校生がいましたよね。原因を使った行為が大分県教職員組合を愛でる大分大学の人権派とまったく同じことに驚いています。教育者が大分で税金を使ってハラスメントをしている事実に、得意の民主系調査チームを立ち上げてほしい。
あなたたちが愛する民主主義が、あなたたちの支持者に否定されていますよ。
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