度肝を抜かれるポリティカル体験を年始早々にしました。ちなみに岩屋ショックは想定内。
特定野党が醜態を晒した戦争法案国会で、「もう少し議論を深めた方が良かった」とデリヘル示談疑惑明けに慎ましく述べた国民民主党の吉良州司議員が、中東自衛隊派遣に反対。
それだけではなく、ロシアの内政干渉で誕生したとされるトランプ大統領に対して、日本の野党国会議員が再選阻止を訴えました。
衝撃なメルマガを落としてくれたので、嬉々してキーボードを叩きます。
トランプ大統領の再選を阻止する発言の説明責任
支持者・吉良議員のメルマガに登録をしている人に向けられたトランプ大統領再選阻止。
メルマガにはアメリカ国民に(日本語で)再選阻止を訴えていることから、内政干渉をする気はさらさらないのでしょうが、本当に吉良議員が書いたのだろうかと疑うくらい度肝を抜かれました。
ロシアの内政干渉でプーチンとオバマが睨み合ったことがあり、その疑惑によって誕生したとされるトランプ大統領。その大統領に対し「再選を阻止する」と日本の国会議員が国民に向けて主張したことから、よく仕込まれたマヌケです。
日本には主権がないと与党時代に主張したようですが、今回内政干渉をにおわせる発言をしたことから、国民主権すら理解していないとも受け取れます。
トランプ大統領の再選が安倍首相の4選に直結すると主張していることから、利害関係の一致で本気でアメリカに向けて内政干渉を考えているのかもしれません。
「どのように内政干渉をするのか?民主党政権時代に特亜にしていたの?」なんて言いたくもなる。
キラキラ論として説明責任が生じていますので、逃げずに弁解を。
今起きていることに対処できない吉良州司議員
あくまでも中東派遣は調査目的になり、できることが限られているからこそ派遣中止を主張しているのが吉良州司議員と推測します。自衛隊員を守りたい気持ちでしょう。
それでも特定野党の思惑は異なります。
中東にエネルギー政策を依存している日本で、民間船舶に護衛をつけないまま日本に石油を運んでこい、と強要。もしくは他国に守ってもらって日本に石油を持って帰れ、とする特定野党。
日本の経済や生活について、まったく考えてもいない。イデオロギーが先であり、これはすぐに手がでるチンピラと同じ素性です。
これが特定野党の中東派遣中止の帰結。
あれだけ戦争法案反対で騒いだのに、今度は桜で騒いでいる間に閣議決定で中東派遣を許したマヌケぶり。どれだけ特定野党が情けないのかがわかる「反対」でもあります。
以前、コロンビアにエネルギー政策の種があることを国会で主張したことがあるのが吉良議員ですが、どうして政策転換への感性を読者に与えないのだろうか?
基本、吉良議員の理念については感銘していますし、共感することも多いです。しかしこの議員の致命的欠点は、今起きていることにまったく対処することができない。
今起きていることに対応できない姿は、デリヘル示談騒動が証左となるでしょう。
BuzzFeedやハフポストに取り上げられるチャンスがあった
Gカップデリヘル嬢との買春疑惑が報じられた際、吉良議員がとった行動がサイト閉鎖で逃亡。ちなみに不祥事と疑惑が生じた県選出自民党議員(穴見・岩屋議員)はしっかり釈明。
説明責任から逃げる特定野党議員として最近では人権侵害デュオ「だって民主党」の森ゆうこ・岩垣のりこ議員が有名であり、自民では閣僚経験者とその夫婦ですが、それと同じことを行った吉良議員を今でも忘れられない。
伊藤詩織さんの裁判で「性行為の同意」が再注目されていますが、吉良議員はそれに失敗した当事者でもあります。
逃げ回ったことを反省し、性行為の同意について文部科学委員として語ることに社会的な価値があったはず。そのような行動をとれば、性行為の同意を考えるBuzzFeedやハフポストあたりが取り上げてくれたでしょう。
いま起きている問題への対処ができる議員、または過去への反省ができる特定野党議員として評価される機会があった。それも逃したわけですから、やはり理念しか語れない政治家が吉良州司。
これで安倍政権打倒を叫んでいるのですから、政治不信の底上げを特定野党が協力している悲観的な現実に触れることができます。
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