二重基準を持つ数の論理という野党共闘により、西日本で唯一1人区を制し、しかも現職で安倍政権とリンクが強い礒崎陽輔さんを倒した安達きよし議員が、経済産業委員会で初質問をしました。
時間配分などいろいろと反省すべき点もあるのですが、昨日の委員会での初質問の様子です。#安達きよし #経済産業委員会
https://t.co/FJlQsbj8u0— 安達きよし (@adachikiyoshi1) November 15, 2019
そこからみる安達きよし議員と、大分特定野党議員の特徴について。
共産党岩渕友議員から睨まれる安達きよし議員
初質問であることから、和やかな雰囲気でイケメン安達議員を受け入れた委員会。
周囲に特定野党議員が集結していることもあり、多少夜の中学生時代を思い出すかのように手が怱忙に動いていたけれども、落ち着いていました。
梶山経済産業大臣の理念をサイトで見たという安達きよし議員。「自立し独自性のある地方」の理念にとても共感したと発言。
その時、共産党が動いた。
和やかな顔をしていた岩渕友議員が、「大臣と共感した」と発言した新人安達きよし議員を睨みつけました。
大分における現状の地方創生を理解している
「中央からではなく、地方が主体となったその地ならではのアイディアで自由に使える補助金を」。
補助金の制限が強いことから自由に使えないことも多いと、現場の声を伝えていました。これは例の表現の不自由展を想起する発言のようにも感じますが、ポイントはしっかり抑えています。
「アイディアを東京のコンサルタントを通して地方に反映することが多い。そうではなく自分たちが良く理解している地方からのアイディアが生まれるような環境と補助金の使い方を」と熱弁をふるう姿は、よく大分が見えていると感じます
中央通り歩道拡幅工事も中央のコンサルが関与していたはずですし、そもそも大分独自のアイディアって大分の地方創生において少ないのも事実。
おんせん県おおいたなんて、電通の戦略そのものですからね。
鋭利な感性で質問をした安達きよし議員です。
特定野党の絶対全体批判主義に負けるな
「地方からのアイディア」の具現性は難しいのですが、それでも新人としてしかも無所属としては、よくやったと評価します。
「大臣の理念に共感した」と発言しただけで共産党岩渕友議員から睨まれるのが今の特定野党の不寛容な共闘ですが、こんなくだらない全体批判主義には負けないで、安達議員が持つ視点を大切にしてほしいです。
無所属で会派に入らないことに批判的でしたが、このような質問ができるのであれば自由にさせてよいのではないかと感じます。委員会が許してくれるはずもないですが、青山自民議員あたりが協力をしてくれたら。
大分の特定野党議員は倒閣ではなく国民生活を見る
安達議員が特定野党のポイント稼ぎで補助金繋がりから桜を見る会の追及に時間を使ったら、税金で大分大学のIPを偽装し人権侵害をした日教組教育者の支持者で徹底的に叩く予定でしたが、抜刀しなくてよかった。
そもそも大分の特定野党議員は、テレビでよくみる国民生活そっちのけの倒閣運動に励むアベガーの安倍ンジャーズ議員ではないことが多いのが特徴です。
吉良州司議員は定番である「党や会派の方針ではない」の断りがあるように、自分の理念で国民生活に直結した質問を大臣に毎回ぶつけています。(選挙になると極端な特定野党イズムが降臨するけれど)。
足立信也議員も建設的な質問を委員会でしています。(選挙前は日教組のために北朝鮮ミサイル発射抗議決議を欠席したりしているけれど)。
こんな建設的な質問が出来ているのであれば、特定野党に在籍するよりも自民党に行ったほうが国民のためになると考えるほど、アベガーの特定野党らしくない議員の集まりが大分の野党議員でもあるのです。
建設的なふたりの先輩の姿を見た安達きよし議員としてみると、再評価に値すると感じます。吉良・足立・安達の大分の野党三羽烏はよくやっています。
あと吉川はいらない。本当にいらない。
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