コロナウイルスCOVID-19と温泉の関係についておんせん県おおいたができること

これから精査が行われる前提として、アメリカの研究機関がコロナウイルスの報告書をまとめたようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000024-nkgendai-life
  • 空気中であれば3時間
  • プラスチックなどには3日ほど滞留する
  • 湿度50%温度22℃の環境で不活性化

この原文を見つけることができませんでしたが、今回のコロナウイルスCOVID-19と相同性が高いとされている代替ウイルスを使って研究を行ったスイス(ここも感染者が多いのです)の企業がまとめた報告(2010年)にも温度と湿度について書かれています。

Effects of air temperature and relative humidity on coronavirus survival on surfaces | Condair
This study set out to examine the effects of air temperature and humidity on two coronaviruses similar in nature to SARS...

ウイルス学の基本として相同性が高いウイルスから科学的知見を得て基礎応用研究を行うことから、同じ属であるSARSから得られた情報としてよく出回っている説が温湿度の関係で不活性化の期待。

しかしわからかないことも多く、専門家は温湿度で不活性化が期待される夏までの終息に懐疑的との意見もあります。

温度と湿度からみる温泉とコロナウイルスの関係性はおんせん県おおいたの使命

温湿度からみると、温泉の環境下はインフルエンザ予防に効果的と発言した国立大学の教授もいます。

つまりコロナウイルス感染予防として、温泉の環境は効果があるように見える。

ひとつ断っておきますが、コロナにしろインフルエンザにしろ、温泉に入浴することによって治療はできません。20数度のお湯を飲むのがコロナに効果的だと信じた看護師もいるようなので、面倒ですが一応念を押しておきます。

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コロナパニックで社会が自粛しているなか温泉はひとつの穴場の娯楽施設のように見えますが、見逃しがちになるのが脱衣場。

コロナ感染3要件である

  • 換気が悪い
  • 人が密集している
  • 不特定多数の人が接触する恐れ

が揃うのも脱衣所。

温泉とウイルスの関係を綿密に研究するのもおんせん県おおいたの役割であって良いし、何らかの発言を県が責任を持って行うことも必要だと感じました。

大分にとって温泉は、これから経済回復の生命線だからこそ重要な観点だと感じます。

大分言論
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