19日午後5時過ぎ、宇佐市江熊の民家で3人の遺体を知人の男性が発見した。
通報を受けた警察が駆けつけたところ世帯主と妻が別々の寝室で仰向けの状態で倒れており、長男は敷地内の倉庫で首を吊った状態で死亡していた。室内で争った形跡はなく、警察は3人の死亡した経緯を事件、事故両面から捜査している。(19日OBSより)
「大分論壇はこうみた」
一家心中は同意の上、死を選ぶ。争った形跡がないということで一家心中および無理心中の可能性が疑われる。捜査が継続しているのでこれから死因が明らかになるだろうが、命を奪った後に死を選んだと推察もできる。
大分合同新聞のミニ事件簿で描かれる猫がかわいい、取り上げられる話題がクスッと笑えるものばかりで「今日も長閑で平和」と全国の読者からそう思われている大分県。しかし残念ながらそうではなくなりつつあるようだ。
今年は大分県の殺人事件の件数が多いように感じる。精神疾患がある母親が我が子を殺害した事件、老人が起した戦慄団地殺人、一方的なストーカーバラバラ殺人だけではなく、頭蓋骨が敷地で見つかる、佐伯でバラバラになった遺体が見つかったりと殺人事件およびそれを感じさせる事件が多発している。
自分には関係ないと思える事件なのだが、いつ自分に降り掛かってくるかわからないのも殺人事件の怖さだ。道を歩いてる時も、自分の子供が、昔付き合っていた彼氏から、と可能性の話をすれば自分も被害者または遺族になるかもしれない。
殺人事件は非常に興味が擽られる話題であるようで、人が殺されればあるいは死ねばアクセス数が増える大分論壇である。今一度、人事だと思わず自分を守るためには何をするべきなのか、それぞれ考えたほうがいい大分になったのかもしれない。
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