「バクチ的な予算」大分県幹部が書いた不適切ブログの本質を見失わないでほしい

大分県幹部が書いたブログ内に「バクチ的な予算が通った」など不適切な記述があったとして、オンブズマンに目を付けられている問題でもっと詳しいことがわかった。

朝日新聞によると、大分県幹部の男性は林野庁から出向してきている大分県林務管理課長であり、県や県議会に対して不信感を持っているとのこと。県が国への提言に対し「とんちんかん」、県議会に対して「不毛感がつきまとう」と表現しており、県に対する不満的内部告発な要素も含まれているようだ。

確かに公務員の守秘義務に反することが問題になるだろう。それに伴い出張費等を公私混同しているのではないかと、オンブズマンが疑いを持つことも理解できる。これから問題点が明らかになるだろうが、大分県民の僕としてはこの大分県幹部の男性を擁護してあげたい。課長が発言している本質を、表現だけに注視して見失わないでほしい。

僕も県に対してとんちんかんだと思うことが多い。それはすぐに失敗すると誰もが判断できていた韓国航空機の誘致であったり、地域住民同士で禍根を残すとわかっていたゴームリー像、大分県教委汚職事件の真相究明に乗り気になってくれない等、問題を生んでいる広瀬大分県がある。僕らの代弁者である県議会がうまく機能していないことの表れではないか。

運営交付金を得ている場所から、自身のイデオロギーの紹介と一緒に指摘と要望(一部運営交付金を公私混同としていると思う)を受けた僕としては、大分県幹部の男性のブログ表現くらい、大分県がよくなれば問題ないように思える。表現だけに捉われて、問題の本質をあいまいにし、“とんちんかん大分”を助長するだけではないだろうか。

大分県幹部のこのブログ内容はもっと深掘りすれば正義マンのオンブズマンにとって燃料投下になる。考え方次第では、大分県の不適切な予算の立て方を告発しているようなものだ。言うならば味方同士でもある。韓国航空会社誘致にしてもそう、僕らの血税をあんな使い方をされて黙っているのは不思議でたまらない。運営交付金を得ている場所から、レッテル貼りと表現の自由の侵害とも取れる言動を受けた僕としては、イデオロギーだけで見てはいけない大分がそこにあると思う。

林業を営む家庭に生まれた方からメッセージをいただいた。「下刈りは、たいへんつらい作業であり、雑草木に覆われると品質が悪くなることから必要になる。ただでさえ、なり手が少ない林業であり、後継者問題に悩んでいる同業者が多く高齢者がそれを行っている。その負担を小さくするための下狩りロボットの開発ができなくなるようなことがあれば、これこそ自分たちが苦しむ問題になる」。

本質を間違わないでほしいといった声を聞いた以上、大分県幹部に対して、僕は正当な評価を求めたい。

県幹部の男性はこんなことも書いていた。「注意や指摘をする人というか、止めてくれる人がいない。ある意味いけいけどんどんという状況」。僕はこの内容を知ったのは大分合同新聞ではなく、朝日新聞である。「ありがとうデイブレイク」なんて書いてみるが、ここまで詳しい情報は大分合同新聞のweb版にはなかった。正義マンであるオンブズマンが動いたことが強調されると、やはり印象が強く、構図は決まってしまう。「大分県全体で課長さんを貶めようぜ」。僕にはこんな風に見える。

「日本死ね」と書いたブログが話題になったようだ。この県幹部男性の“いけいけどんどん”の一文を見て「けしからん大分県幹部」という批判“だけ”で済むなら、大分大好きな僕でも「大分死ね」と思う。

大分言論
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