民進党足立信也先生は安保法制によって生まれた野党4党共闘の参院選候補者としては乏しいと、大分論壇はずっと言い続けていた。その理由として北朝鮮核実験反対決議に出席さえもできない議員であるから。共産党から出馬予定だった山下魁さんであるならまだしも、戦争法案として野党共闘したのに、北朝鮮の核実験にさえ反対できない姿勢など、野党4党候補者の資格さえないと糾弾し続けた。
10代の有権者からこんなことを言われた。「知っていたら投票しなかった」。比例は共産党に入れた方は民進党の代表選告示を見て「騙された」と憤慨していた。公正と主張する反権力絶対主義者の大分合同新聞の影響を受けている大分県では、反権力の勢力が劣勢になる情報は流れないし、その後の未来の予想はしないスタンスである。よってこのような人が生まれるのはある意味仕方がない。嘆くのであれば、大分の主権者教育を担う大分合同新聞にあたってほしい。
大分合同新聞らによって生まれた1090票の格差の恩恵を受けた民進党足立信也先生。共産党との共闘見直しなど民進党代表選の論戦から見てみると、解散権が必要なのは今夏のむちゃくちゃな選挙となった6年の任期がある参議院の方であるような気さえしてきた。 あのむちゃくちゃな選挙で6年も国会運営をし続けるなんて、ただ悪夢しかない。
足立信也先生が大分選挙区で当選したことになるのだから、民主主義の名のもと大分の民意として送り出さないといけない。知っていた知らなかったの問題は生じるであろうが、大分県民は北朝鮮核実験反対決議にも出席できない人間を国会に送り出したことになる。核実験反対決議に出席できないなど言語道断であり、唯一の被爆国である日本の国会議員としての重大な反逆だ。大分県民として恥だと感じる。
決議に参加し賛成したからといって北朝鮮への圧力にはならないが、ここから安全保障というものを本気で国会議員に考えさないといけない。貴族院の名残ある参議院で野党4党の女性議員がピンクのハチマキを巻いて「セクハラ」と叫んでいた安保法制のことを忘れてはならない。
前回は出席をしなかった足立信也先生であるが、14日に採決が行われるであろう反対決議に、足立信也先生が出席することを1090票の格差を感じた敗者の有権者として強く望む。北朝鮮核実験マンセー県おおいたではないと否定してほしい。
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