吉良・足立先生の大分デュオからみる民進党代表選

吉良先生は前原議員を支持すると表明した。足立先生はというと曖昧で申し訳ないが、蓮舫議員の周囲に笑顔の足立先生が「えいえいおー」をしていたのでそういうことなのだろう。

前原議員は「日本維新の会は自民党補完勢力であり、このような政党が野党第一党になるのは民主主義の崩壊」と、よくわからない論理で独裁者の資質たっぷりの発言をした。日本維新の会が国会議員対象の二重国籍禁止法案の提出を検討しているが、維新に燃料を投下することになった敗戦濃厚の前原議員と見ると、優れたブーメラン性能であることがわかる。蓮舫議員はというと、二転三転するあのどこから来たのかわからない自信によって揉めることになった二重国籍で揺れている。吉良先生も足立先生も、すごい人を応援しているようだ。

台湾と国交がない日本では台湾籍として認められず、法的に二重国籍とはならない。ただし形式上中国国籍となる。中国では外国籍を取得すれば国籍は自動的に喪失することになるので、蓮舫議員は紛れもない日本人だ。一部の保守派は叩いているが、国籍法的には問題はない。蓮舫議員が主張する日本人であることを受け入れる。

しかし対応がまずかった。どこから来たのかわからない自信からの二転三転する説明。そして台湾籍をいまだに持っていたことで謝罪に追い込まれた。最初からあの自信に満ちた説明ではなく、素直になっていればここまで大きな問題にはならなかったはず。舛添から学べない蓮舫議員が居たことになる。

また日本国籍と外国籍を持っているというのは、国会議員の素質、大臣経験者、未来の総理大臣としては疑問だ。国益のためと口に出す人は多いが、まるでスパイのような活動をする民進党の議員も多い。市民グループは論点をすり替えてヘイトなどと蓮舫議員を糾弾する人たちに対抗しているが、そういう問題ではないのだ。そもそも彼女らには、国益のためという信頼がないのだから、そこを追及されるのも無理はない。

岡田代表は多様性などと言っているが、これ逆に自民党議員であったら、民進党は糾弾する問題として大きく取り上げて、得意の究明チームを作り上げたに違いない。「韓国人は出ていけは悪いが、アメリカ人は出ていけ」が認められる妙なロジックのように、彼らのブーメラン論理は成り立っている。多様性、世界は二重国籍がスタンダードなど、意味を持たない擁護だ。過去の代表選は外国籍サポーターにも投票権があった旧民主党であったことをもう忘れている。自ら改正し外国籍の排除をしたのに、いまさら多様性などを持ち出す民進党前代表。酷い第一野党の前代表だ。

民進党議員から蓮舫議員を問題としないことが、この政党の末期状態を意味している。変わることを望む組織の在り方ではない。総理大臣になる可能性がある第一野党の代表を選ぶ選挙にて、問題にしないところが民進党らしく、だからダメなのだ。こういう部分に対して民進党アレルギーの有権者が多いのに、彼らは改善するべき点をまったく理解していない。よって代表選をしても、この政党はまったく変わらないし、期待を持てない。よって日本は変わらない。

大分合同新聞をはじめとするマスメディアは反権力のスタンスを維持しているが、それだけでは足りないことにいつ気付くのだろうか?与党を脅かす存在にマイナスになる情報が一切流れない大分。吉良先生のデリヘル疑惑、足立先生の北朝鮮核実験反対決議欠席、子宮頸がんワクチン推進派として逃げ続けるなど、大分では一切流れていない。これらは今夏の参院選大分選挙区1090票差の格差を生んだ遠因でもある。

第一野党は政権を取る可能性があることを無視する主権者教育なんて、まったく意味がない教育だ。数で押し切る自民党を批判するのと野党4党の共闘は、どんな違いがあるのだろうか?野党4党の見直しをする声が候補者から上がっているが、広瀬知事が大分マスメディアに言ったように、「鋭利な感性を持つマスメディアのみなさん」であれば、“こんな展開になることは既に知っていたはず”である。

誰がなっても同じでまったく期待できないことがわかった民進党代表は今日決まるようだ。先見の明を持っているフリをするマスメディアのおかげで、中身がない国会がまた始まる。

大分言論
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