宇佐署のスピード違反もみ消しから期待される大分県警の反乱

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宇佐警察署員が別の警察官のスピード違反をもみ消した事件について、権力の監視機関、もとい権力のいちゃもん機関である大分合同新聞の13日自転公転にはこんなことが書かれていました。「カメラ設置、携帯持ち去り、捜査情報漏洩、信頼回復を」。

おやおや、正気なりか?

大分合同新聞の幹部も関わっていた大分県教委汚職事件で発覚した教員不正採用で口利きを依頼した人物が記載されたリスト、通称“口利きリストの所在不明”。これこそ入れておいてほしい最近の大分県警の不祥事です。自ら不正採用に関わっていたからあまり触れたくないのかもしれませんが、権力の監視機関であれば必ず入れてほしい。大分県民が忘れてはいけない県警の不祥事に入るのが、押収したはずの口利きリストの所在不明事案です。

この口利きリストというのは、当時の大分県教委のナンバー2が管理していた口利きを依頼した人たちの名前が掲載されたリスト。家宅捜索の際押収され、その後本人のもとに返ってきておらず行方不明になっており、現在オンブズマンがその確認をするための裁判を起こしています。

なぜか権力の監視機関である大分マスメディアは、みんな大好き加計学園の既得権益問題のような熱さを大分県教委汚職事件にはみせない。これが真相究明されてしまうと、かなり大きなことが起きると言われています。それを避けるために広瀬知事も大分県議会も大分マスメディアも、いわゆる大分のエスタブリッシュメントが「寝た子を起こさない」スタンスで、「大分県教委汚職事件の真相究明」を避け続けている大分があるのです。

その一例として、大分県教委汚職事件が発覚した後、教育長は新制度となり、直接知事が指名できるようになりました。その教育長、すべて知事部局出身者から任命されています。真相究明に取り組むような教育長が出てほしくないコントロールしておきたい広瀬知事の思惑があります。みんな大好き本質が見えていない加計学園問題のような鋭利な感性があれば、「おかしい」となるはずですが、「もしかしたら身近な人に繋がることを恐れているのか?」と勘繰りたくなるほど、大分マスメディアはだんまり。

ほんと僕は不思議なんですが、権力の監視機関である大分合同新聞は、大分県警を叩くとき絶対に大分県教委汚職事件と結びつけません。押収されたはずの口利きリストの所在が明らかになっていないのに
、こんな大チョンボが県警に発生しているのにも関わらず、徹底して無視するのです。ここにこそジャーナリズムの真骨頂があるのに、やはり自ら関わっていたからこそ心苦しいものがあるのではないかと、勘繰ってしまうのです。

話を元に戻しましょう。宇佐署のもみ消しこそ、大分県教委汚職事件の真相究明に繋がる期待があります。

権力というのは、打撃を受けたとき統制を乱すことがあります。それはまるで文科省の天下り問題が発覚し辞職に追い込まれた後、「総理の意向文書があった(違法性がない)」と発言した前事務次官のように、権力に対して反乱を起こすことがあります。その期待を大分県警にもできるのではないか?

もちろん署員のもみ消しは褒められたものではなく、徹底した処分が必要です。しかしもっと上はとてつもない違法行為をもみ消している。能力実証主義であるはずの教職員をコネで合格した事実があるリストの所在を有耶無耶にした。この動きについて県警の限られた人物しか知り得ないことになるけれど、あまりにも県警だけが理不尽な叩かれ方をする。

ここに口利きリストの所在に関する情報を流す反乱要素があるように感じます。汚職組織にありがちな不満分子による反乱の機会が、大分県警にある。もう少し異なる見方をすれば、だからこそ口利きリスト行方不明について、県警を追及しない“不自然な大分”が成立しているとみることもできるでしょう。

カメラ設置事案から大分県警の不祥事が相次いでいますが、その上は警察権力を使ってもっとすごいもみ消しを行っている。大分県警も言われっぱなしではなく、そろそろ大分県教委汚職事件について吐いちゃってもいいのではないかと思うのです。同じように叩かれなければならない人たちがいるのに、あまりにも大分県警ばかり叩かれている。スピード違反だけではなく大分最大の闇である大分県教委汚職事件も、大分県警と一緒にもみ消している組織や人物がいることを忘れてはいけません。

「口利きリストの破棄は○○の意向」。こんな証言が県警から出てくることを期待しております。宇佐署のスピード違反もみ消しは、予想外の期待値を生む事件でもあるのです。

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