わざわざ自民党と対立軸になる必要はなく、批判ばかりするべきではない。ただひとつの対立軸になる次世代最優先を国民に熱心に伝えることに力を注ぐべき。自民党と大差がない安全保障について、わざわざ対立軸になる必要はないと強調するのが吉良先生の自論であり、前原新代表に伝えたことをメルマガで報告していました。
安全保障にも関心を持ち、そして自公とは異なるかたちの社会保障の充実を訴える今までになかった本当の望まれるべき第一野党が生まれるチャンスであり、特に無党派層にとって喜ぶべき存在として期待できたはずだった。しかし新代表となった前原さんでも、民進党の呪縛から逃れられないことがすぐにわかりました。
演説では「こんな人たちに負けられない」と述べた安倍首相を揶揄し、自民党への対立軸を顕在化させてしまいました。しかも大差で勝つことができなかったことから、民進党をまとめるために代表を争った枝野さんを要職にする構想まで出てきてしまった。
今までの民進党と同じです。変われるチャンスであり、その方向性はまったく間違っていなかった吉良先生の進言が伝わっていない、むしろ面目丸つぶれともいえる今までと同じパーソナリティを持つ代表が生まれてしまいました。
安倍首相の「こんな人たちに負けられない(どこをどうみてもこんな人たちです)」をよく野党4党・マスメディア批判しますが、大分にも「こんな人たち」はいるのです。たとえば大分大学の人権派。子供を利用して自分のイデオロギーを正当化するために、大分大学のIPアドレスを隠蔽してまで、保守に対して表現・思想・言論の自由を侵害した。しかも300ものユニークアクセスが大分大学からあるのに、まったく無視する「人権と多様性の尊重」を大分合同新聞の紙面でかっこよく語る大分最高学府。
こんな恥ずべき人たちも「こんな人たち」に部類されます。(学生は問題がありません。あるのは教職員です。ただし多文化共生が身についているAPU学生曰く「こんなことが学内で起きれば、ただでは済まない。絶対に許さない」らしいです」)自称人権派が深刻な人権侵害をし、子供を使ってまでイデオロギーを正当化させる卑怯者に、絶対に負けてはいけないのです。
所属議員の政治思想がバラバラであること、そして綱領が同じ方向を向いていない共産党と共闘することで民進党への支持が集まっていないのに、その元凶となっている枝野さんを要職に迎えるなんて自殺行為としか思えない。前原さんのあるべきスタンスは、安全保障を語り、なおかつ次世代への社会保障を語れる本当の第一野党の再編だったはず。しかしそれに逆行するかたちをとろうとしています。
特に安全保障や今の時代にそぐわない憲法改正に反対している所属議員を排除することは、前原代表の至上命令。これが理解できていないのであれば、新生民進党代表にふさわしくないのは明らか。そちらの議員は、離党をして国民に支持を訴えればいい。だって安保法制の際も「国民の多くが反対」だったんですから、第一野党になれるはずです。前原さんが排他主義や国内第二のヒトラーなどと批判される筋合いもない。そちらはそちらで、お仲間の共産・社民・自由と一緒に、幻想の世界で政治をやればいい。むしろ母体である連合も大歓迎なはず。なのにそこから逃げようとしているのは、口だけ番長の前原新代表。
吉良先生が前原さんの掲げる「ALL for ALL」を社会主義的だと批判していますが、社会保障そのものがその概念であり、吉良先生が野次を飛ばしてまで実施するべきと主張する消費税増税も、まさしくそのひとつ。これだけで前原さんが否定されるべきだとは思いませんが、やはり「口だけ番長」だった。
国民に訴えるよりも自民党との対立軸を明確にし、ワイドショーにそのまま乗っかるアホ政党イズムを引き継ぎ、自民党を揶揄するだけのパフォーマンスに過ぎない政局、蓮舫さんのヒステリック民進党を踏襲した国会がこれからも運営されることが明らかとなった民進党代表選でした。
これじゃ国は、なにも変わりません。
民主党にも民進党にも未練がないと言った吉良先生、こんな党からもう出ましょう。細野さんがいなきゃ、やっぱ何もできない口だけ番長です。やはり徹底して潰さないといけない政党が民進< /a>党です。
頼むから野党第一党を語らないでほしい。望むのはそれだけです。
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