AKBグループの襲撃事件に対し、称賛されるコメントをして、被害者を庇いそして組織を非難した大分市観光大使の指原莉乃さん。その際に発せられたセクハラ発言をした松本人志さんの火消しにも成功。
色目アングルから見れば権謀術数とも受け取られるかもしれませんが、彼女の揺るぎない正義を見た気分がしました。同じ大分県民として僕のように嬉しく感じた人もいるはず。
「指原くおりてぃ」から「せんしぶる指原」となった彼女の感受性こそ、大分の奇跡だと称賛しましょう。
指原莉乃さんの称賛される賢明な言動は的確な標準
色目のアングルをつければ、オバマ大統領のようだ。グループから卒業を表明していることから発言できたと考える人もいるでしょうが、芸能界のひとつの勢力であり権力となっているAKBグループに在籍しながら、被害者を庇いそして組織を批判することはなかなかできることではありません。
AKBを卒業してから成功しているアイドルが少ない中、彼女がしくじれば卒業後のプランも危うくなる。しかし発言しなければならない時にこそ、彼女は仲間を想い恐れなかった。自分がやるべきことをやったのが指原莉乃さんです。
そして強調しておきたいのが、利用されない分別の付け方も彼女の魅力。
松本人志さんが政権側に近いことからセクハラを受けた指原さんを利用する声がリベラル側にはあり、丸く収めた指原さんへの非難が一部ありましたがそれすら退けた。
女性蔑視の案件に、政治イデオロギーが入る隙間すら作ることを許さなかった。リベラルの評論家が画策した政治利用を、アイドルである彼女が見向きもしなかった衝撃。リベラル側の反政権に利用したい思惑、または問題解決とは程遠い安っぽい#Me Tooはここにありませんでした。
色目アングルをつければ、自分をしっかり持っているからこそできた権謀術数です。彼女の権利を賢明に行使しました。
彼女の正義は大分由来を感じさせない
こんな26歳を大分から輩出したこと自体がこの県の奇跡です。
「コドモガー」「コドモノ教育ガー」と言っている人が「大分教育行政を批判をするな、発言をするな」と大分大学のIPを偽装し税金を使ってまで人権侵害を仕掛けてくる大分県。
教育行政に関心を持つ人間がこんなことをしている大分県に、指原さんのような人格者が生まれた奇跡。
指原さんの過去を遡れば、彼女は義務教育期間しか大分で教育を受けていません。中学時代に彼氏がそれなりに居た過去も告白していますが、いじめられたこともあり、不登校・引きこもりも経験。
辛い経験が賢明な彼女を培ったとも考えられますが、経験ある人物しか在籍できない大学からIPを隠蔽して発言し、しかも教育行政に携わっていることを臭わせる人物が税金を使って卑劣な行為をする大分から指原さんが生まれたと考えるのは、残念ながら難しい。
彼女の正義の萌芽は大分時代の辛い過去かもしれませんが、分別を的確に認識し賢明な発言ができる彼女は大分由来の性質ではないでしょう。
論点がズレ主張しかせず問題解決できない大分の出身である指原さんが、なぜここまで成長できたのか?ここを探ることは大分にとってマイナスにはならないはず。
サッシーの大分愛はどこから来ているのか?
いじめられ不登校になり、引きこもりも経験した。ただアイドルが好きだけで、自分の殻から抜け出した女の子。そんな子がトップに君臨しても「大分を好き」って言ってくれる。
僕は彼女のこの寛容さの正体を知りたい。
憎しみを持っているのはいじめっ子であり、大分市ではない。大分市には彼女の大切なさしこママやトリニータなど大切な思い出がある。その分別をはっきりつけることができるのも、指原さんの武器かもしれません。政治イデオロギーに利用されないところに通じる彼女の信念であり、権謀術数。
指原さんに聞いてみないとわからないことですが、なぜ嫌な思い出が多い大分にここまで愛を注ぐのか?ここを指原さんの口から聞くことも、大分市民に十分な意義があると考えます。
義務教育を大分でしか経験していない指原さんが、なぜここまで称賛される存在になれたのか?彼女の人生観や価値観を大分に落としていくことで、モヤモヤを抱えて過ごしている大分の子どもたちにとっても良い助言になるのではないでしょうか?
もっと深く指原莉乃という人間性を、大分市は行政として学んだほうが良い。大分市観光大使に留めておくには惜しい人材。大分市観光大使として彼女を利用するだけではなく、彼女の賢明さについてもっと学ぶべきことがあるように感じるのです。
大分合同新聞が女子中高校生にスリーサイズを聞いていた。日教組を愛でる大分大学の人権派の税金を使った人権侵害の件もある。「セクハラをしているのにセクハラにはならない」・「人権侵害をしているのに人権侵害にならない」。
政治思想によって判断が異なるご都合主義な大分から卒業できる機会を与えることだって考えられます。基本的人権として最も重要な「声をあげなければいけない」時にこそ、屈しないのが指原莉乃ですから。
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