女子中高生にスリーサイズを聞いていた大分合同新聞がスポンサーになっている人権とあらゆるハラスメントに厳しいJリーグの大分トリニータ。
その当時の選手とシーツを交換するほどすごかったと「何を言っているのかわからない」告白をした個性的なアナウンサーも在籍していたOAB。
こちらの方も個性的で、華麗なる転身をしたOAB元アナウンサーの山下拓見さん。実家の割烹を継ぐために女将見習いとして働いていることが西日本新聞で掲載されました。
大分を去っていくアナウンサーも多いですが、そのなかでも特別な感情を抱きました。
元OABアナウンサー山下拓見さん実家の割烹女将へ転身
大分合同新聞のスリーサイズ事案をあなたの特命取材班に告発しても無視し続け#MeTooの格差を証明した西日本新聞に掲載された記事によると、元OABアナウンサーの山下拓見さんが実家の割烹を継ぐために女将見習いとして働いていることがわかりました。
OBSも退社が著しいですが、OABもなかなかどうして激しい。「残されたのは4人」といった何かしらの映画の予告フレーズに使われそうなくらい退社しているOAB。
大分を去っていくアナウンサー・キャスターたちは無言であることも多く、県外出身者には大分合同新聞のような「都合が良い大分のカラー」に戸惑いを隠せないこともあるのかな?なんて思うことも最近よくあるのです。
しかし惜別として「大好き」を公言する方も多く、そのひとりでもあった山下拓見さん。本当に大分を愛してくれたアナウンサーでした。
去年OAB退社を決めて今年5月に退社したことから、とても勇気がある決断でしょう。
コロナ禍において、大分県でもわかるように飲食店には厳しい対応をする行政。記者としても大分の事情に触れているわけですから、実家の福岡・中洲であっても荒波に対峙することは承知していたはず。
そんな山下拓見さんを突き動かしたのが「後悔したくない」想い。
詳しいことは#MeTooの格差を生んでいる西日本新聞の記事を読んでいただきたいのですが、めっちゃかっこいいと感じました。
同時にこんな覚悟を持てる方をジャーナリストとして離すことは、大分にとって大きな損失です。
あれは10年ほど前のこと。とある割烹の女将さんから教えていただいたマナーがあります。
箸は箸置きに戻すこと。大きなお皿は添えるだけで持ち上げない。これだけで綺麗に見えます。
女将になった山下拓見さんにさりげなく。そんな日がいつか来たら。
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