吉良州司先生の新年のあいさつに民進党躍進へのヒントがある

吉良先生から新年のあいさつをもらいました。もちろんメルマガですが、参院選で足立先生を落選させようとしていた僕に「ご尽力戴きましたことを厚く御礼」なんてくるもんだから、ちょっとカチンときます。だからひとつだけ揚げ足取りをしましょう。吉良先生は消費税増税延期に対して「増税しろ」とヤジを飛ばしたことを誇らしげに報告していました。なのに、個人消費が伸びていないことを理由に安倍政権を擁護しています。蓮舫さん、粛清しないと!

さて、戻りましょう。吉良先生がブレまくっていることを言い続けても意味がないことです。GDPが上がっても個人消費が伸びていないのに、社会保障の財源を確保するための消費税増税など、国民総自殺を本気で推奨しているのが野党と思っていましたが、まともな野党議員もいることがわかります。大切な財源確保であるが時期尚早だとはっきり言えるのが吉良先生であることがわかり、まともな野党議員が大分に居てほっとしています。

年金改革法案に関しても、「世代間の公平性の観点からやむを得ない」と感じているのが吉良先生。民進党と真逆の方向性を持っていることがわかります。蓮舫さんの粛清対象となり得る存在ですが、この吉良先生の言動というものに、民進党躍進へのヒントがあると思うのですよ。

党議拘束。採決にあたり縛られているかもしれませんが、主張に関しては縛られないのが吉良先生。TPP推進派でもある吉良先生は、マスメディアで流れている民進党の方針から外れている議員でもあります。この党議拘束に縛られない言動こそ、民進党躍進へのヒントです。政権に批判だけではなく、いいところはしっかりと褒め、反対の場合は代替案を提示する。蓮舫代表がしたかったことをしているのが、吉良先生とも見ることができる。

既存政治への怒りが世界情勢のテーマになっているように、この党議拘束に縛られない感覚を日本に持ち込めば、民進党はもう一度国民に関心を持ってもらえる存在になる。党議拘束に縛られない自身の揺るぎない主張を繰り返して、「おや民進党議員にもいろんなのがいるんだな」と思わせることから始めることが、民進党にはとても大切と感じます。これ実はとても重要なことです。安倍1強はなにも政局だけではなく、自民党にも蔓延していると言われています。意見が違う人たちが集まって擦り合わせる政党であることを喧伝するのも、悪くはない民進党の方針でしょう。

既存政治への脱却のために、まず民進党が取り組むべきことは、野党4党との共闘をやめること。数で押し通す自民党と違いがない選挙戦略が野党共闘です。選挙に勝つために行う共闘と、選挙のときだけいいことばかり言っている自民党との違いを、大分の主権者教育を担う大分合同新聞すらわかっていません。野党4党のタブーに吉良先生は切り込んでほしい。そして蓮舫さんを引き摺り下ろす。安倍首相も1度失敗しているのですから、蓮舫さんも次があるでしょう。ただいまのヒステリック嘘つきR4さんでは無理です。

そうすることで幾ばくか、民進党への見方が変わってくると思います。民進党は「既存政治からの脱却」を戦略にできる野党であることを忘れています。むしろ野党共闘など自民党と代わり映えしない戦略を行って自滅している。野党の旨味を活かしきれていません。共産党のご機嫌を気にするから、おかしくなっていく。だからこそ「主張で戦えよ」と言いたい。よって吉良先生の方向性は間違っていないのです。吉良先生のような人物が表に出てこないと、民進党の凋落は止まらないでしょう。

もちろんデリヘル事件について、大分一区は忘れてはいません。衆院選が始まれば、自民党から必ずここを利用されるでしょう。僕ももちろんやります。吉良先生は苦戦を強いられるはずです。ただ「民進党がちょっと違うぞ」と思わせるキーパーソンのひとりが吉良州司先生であること。そしてジャーナリズムを捨て既得権益の保持に夢中になっている大分合同新聞には絶対にない、貴重な主張を落としてくれる存在でもあるのが吉良先生。

この国は自民党に代わる政党が皆無であるという悲劇的な政局にあります。僕は安倍首相のことを評価していますが、頼もしい野党が居ることが日本の成長になると思えば、吉良先生の存在はむしろ歓迎するべきだと僕は思うのですよ。もっと吉良先生の主張に注目する大分であってほしい。もちろん既存政治の脱却を主張するのであれば、吉良先生がデリヘル事件に対して大分一区にするべきことがあり、そこからがスタートになることを忘れずに。ここも今までの政治家と違うといった点からみれば、既存政治の脱却になるのですが・・・。

大分言論
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