阿部真央さんが聖火リレーを辞退したことから僕はアップを始めました。
憲法が認めているあらゆる自由を、護憲派教育者が国立大学のIPを偽装して税金で侵害する大分県。
その被害者である僕こそが平和のシンボルとして聖火リレーランナーに選ばれるだろう。道を外れて大分県教職員組合まで走って「自由だー!」と叫ぶ予定でしたが、何も連絡はありません。
どうやら除外となったようです。
4月22日聖火リレー前、大分県で過去最多のコロナ感染者数を出しました。大きく数字を動かしたのは高齢者グループによるカラオケです。
高齢者カラオケクラスターで過去最多コロナ感染者数を記録した大分県
カラオケ喫茶を貸し切りで利用し5時間の遊戯でクラスターが発生しました。
さまざまな感染リスク要因がありますが、カラオケが強調されていたはずです。
他にも大分県内でクラスターが発生していますが、過去最多のコロナ感染者数を記録した要因になったのが今回の高齢者グループによるカラオケ利用です。
守るために犠牲を強いられてきた大分の子どもたち
先日こんなことがありました。
温泉とサウナが好きで週イチくらい整っているのですが、その施設には「黙浴」ポスターがテレビの前に掲げられています。
高齢者がテレビを見ながらお仲間とおしゃべり。
「大阪ではコロナがはやっちょんから気をつけんとな」
定年前はダブルスタンダードを基調にする大分合同新聞の記者だったのかな?なんて想像するほど奇妙なシーンでした。
高齢者と基礎疾患の方々を守る。
そのために学校は閉鎖され、かけがえのない多くの犠牲を払ってきたのが子どもたちです。
子どもたちと話していると当たり前が消えていることに気付かされました。僕等が当たり前のように過ごしていた時間を、子どもたちは大幅に削られています。
そのなかでも強く前に進んでいるのが大分の子どもたちです。
感染者を責めることはできませんが「子どもたちは何のために犠牲を強いられてきたのか?」と考えると、「なにをやっているんだろうな、大分の大人たちは」と素直に記しておきます。
大分の縮図にみえた高齢者カラオケクラスター
バイトテロを起こした若者たちを揶揄している高齢者もいたでしょう。
バイトテロの方に罪は大きいのですが、想定されていたコロナリスクをこのコロナ禍で守るべき高齢者たちが冒したのが今回のカラオケクラスターです。
子どもたちがあらゆる犠牲を強いられている最中での出来事。
知見ある学者たちがアメリカに囲まれている沖縄を日本の縮図なんて言いますが、この表現を借りるのであれば「良識ぶる高齢者や大人に囲まれている大分県の子どもたち」のように感じました。
そんな子どもたちがどう育っていくのかと考えれば、鬱屈する日本社会の理由に触れたような気がします。
大分の子どもたちにありがとう
我慢して頑張っている子どもたちを正当に評価しましょう。
大人や高齢者たちが「ありがとう」と子どもたちに言動で伝えることができる大分であってほしい。
それがあらゆる世代に循環し、より良い大分になっていきます。社会ってそういうもののはず。
女子中高生にスリーサイズを聞いた過去を持つがMeToo運動に参加した大分合同新聞。これに対し「おかしい」と声をあげたのは当時の女子高生でした。
約6年前から大人たちの都合で子どもたちの頭を押さえつけてきた大分県は存在しています。
多くの高齢者を読者として所有する新聞社は絶対に書かないでしょうが、「高齢者たちで崩れていく大分」であることを今回の出来事から強く感じました。
高齢者に犠牲を強いる政策を掲げる政治家に反対する僕は、今回の出来事がとても悔しいです。