久しぶりに悔しかった。でも良い試合だった。
「やっぱり若いやつらがニュースを運んでくるんだな!」っと熱くなった2021センバツ明豊の準優勝です。
素晴らしい明豊の裏に「若いやつらの蜜を吸う大分県」を見つけてしまいました。女子中高生にスリーサイズを聞いていたのに、#MeToo運動・森氏騒動に参戦した大分合同新聞です。
この新聞社の甘い蜜の嗅覚、すごすぎ。
2021センバツ明豊決勝進出で号外の大分合同新聞
どうも、勝利の女神だよー。
どんなに54年ぶりだとしても、決勝進出ではしゃいでいる大分県に「なんだかなー」と感じちゃいました。
明豊は悪くない!
でもね、何も成し遂げていないのに当事者でない大人たちがはしゃいでいるのってすごいキモチワルイって思っちゃった。
そんな勝利の女神がいるかもしれません。
2021センバツ決勝のようなシーソーゲームって、ちょっとした運が勝負を左右します。
甲子園の魔物がその存在のようですが、勝利の女神もそんな風におもうことがあるのかもしれません。
どん底から這い上がり立て直したサッカー日本代表岡田監督は言いました。
「勝負の神様は細部に宿る」と。
準優勝の号外なら理解できる
54年ぶりの結果が号外になる大分県なら理解できます。優勝か準優勝しかないのですから。
「決勝で号外が出る大分県」は、主役である子どもたちを差し置いて大人たちがはしゃいでいる典型的な現象です。
準優勝の号外発行大分合同新聞ツイッターの様子は、また別の側面を提供してくれます。
主役は大分合同新聞である俺たち感。
こういうの見ると、決勝進出の号外も「自分たちがやりたかっただけ」が透けて見えてきます。
大人たちがプレッシャーをかけずに若者が「らしさ」を出せる大分県
見守るような大分県があってもよかった。
54年ぶりの決勝といっても、戦っている明豊野球部はその感覚がわかりませんし、変な意識も生じてくるでしょう。
「子どもたちに自分たちの欲を背負わせている」
大分合同新聞の明豊決勝進出号外から見えてくるのは、大人の欲です。
子どもたちにプレッシャーを掛けずに今まで通り「楽しんでこい!」って送り出せる大分県であったら…。
「時を戻そう」なんて言いたくもなります。
明豊野球部カードゲーム事件
就寝時間が過ぎてもカードゲームに勤しみ、監督に見つかる。マウンドでUNOの練習をさせられた明豊野球部のカードゲーム事件は、ほんわかさせられますが現代流の教育を感じさせるエピソードです。
こんな「若い奴ら」は日本代表ではありません。甲子園の魔物や勝利の女神に抗うことができないまだまだ繊細な高校生なのです。
「勝負の神様は細部に宿る」
それを最も理解していないのが、頂点を手にすることを知らない、決勝にすら辿り着けていない僕たち大分県の大人たち(決勝進出で号外を出す大分合同新聞を含めた)です。
明豊野球部から学ぶことができる大分県ですよ。
甘い蜜の嗅覚が優れている大分合同新聞社
最後にこの新聞社の甘い蜜を吸う嗅覚が優れている事例を紹介して終わりましょう。
主役は常に俺。
選手やチームそして県民ではなく、新聞社が主役となっている事例です。
残虐なアニメに苦言からの「いいね!」欲しさからリヴァイ兵長連発ツイッター
数年前、大分合同新聞東西南北は残虐なアニメに苦言を呈しました。ちょうど進撃の巨人が大流行して町興しとして活用されている時期に書かれたコラムです。
しかし今年、日田駅でリヴァイ兵長の銅像が完成すると、「いいね」ボタン連発をもらうために丸1日掛けてツイートを連発した大分合同新聞ツイッターアカウント。
信念も「いいね!」のためなら捨てられるインフルエンサーになった大分合同新聞。
気になる方は、図書館で探してください。
その残虐性の指摘、進撃の巨人に向けているとわかる内容のコラムでした。
暴行Jリーガー加入のKリーグで「税金」で抗議が生まれるけれど大分県は…
暴行でJリーグを追放された元Jリーガーが韓国Kリーグに加入し猛反発を受けています。
「税金が使われているクラブにこんな選手はふさわしくない」と、地元議員も参戦する加熱した追放運動。
日本と韓国の関係性がよくありませんので「良い火種」を見つけたようにも見えますが、「税金」から見れば大分県と重なり合います。
セクハラに向き合わないダブルスタンダードと恥の概念がない大分合同新聞が、過去に展開した批判すら忘れて税金で立て直した大分トリニータのスポンサーになっている。
ここでも主役は、大分トリニータではなく「大分合同新聞」です。
どうやら、隙さえあれば主役を奪う天才のようですね。
県のスポーツを私物化する大分合同新聞
決勝進出で号外が出たときに嫌な感じがしたのは、少数派という「子どもに余計なものを背負わせないで伸び伸びとやってほしい」と願う僕くらいでしょう。
しかしスポーツにしろ勝負事であれば「勝負の神様は細部に宿る」は共通の認識です。
メジャースポーツが全国的な頂点から遠ざかっている県だからこそ生まれた「はしゃぎ方」ですが、あくまでも子どもたちが主役であることを僕たちは絶対に忘れてはいけないと感じます。
明豊野球部川崎監督はこの感覚があるから、カードゲーム事件が発生しました。
勝負事を知り尽くしているはずの大分合同新聞が決勝進出で号外を出す感覚が「勝利の女神のご機嫌を損ねたのかな」という非科学的な考察ですが、この新聞社の甘い蜜を吸う嗅覚はすごいなと感じた2021センバツ明豊の号外連発です。
明豊野球部、余計な期待を背負わせてごめんなさいね。
感動をありがとう。「ただいま」の後は、ちょっとゆっくり休んでください。
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