女子中高校生にスリーサイズを聞いていたけれど、反省すらせず#MeToo記事を書ける大分合同新聞の記事を紹介しましょう。
日本新聞協会主催のコンクール第10回「いっしょに読もう!新聞コンクール」で、大分舞鶴の女子高校生が、大分合同新聞論説を題材にして高校部門最優秀賞を受賞。県内の児童生徒の受賞は初めての快挙です。
どこかしらで触れられる論調を持つことから久しく大分合同新聞の論説だけを読んでいない僕が、この快挙から大分の言論空間に苦言を呈します。
異なる意見を取り入れ自分でまとめられる大分舞鶴の女子高生
多様な意見を取り入れて自分で意見をまとめたことが評価された大分舞鶴の女子高校生。
「大分の弁論大会では先生好みの生徒しか取り入れない特異な環境がある」と現役の教諭から意見を戴いたこともあります。
僕が経験、そして同じ劣悪な環境に未だ曝されている生徒がいる実態も。
意見を述べると「右翼になるよ」または「ネトウヨになるよ」と退ける先生がまだ存在しています。また大分大学のIPを偽装して、気に入らないブログに言論封殺を試みる教育者の存在も明らかに。
多様性を白日の下に晒す大きな貢献をしたツールがネットですが、この女子高校生は新聞の記事によって自分の意見をまとめたことから、高い考察力とバランスを持っていることがわかります。
新出生前診断の題材で人権問題であることから、多様な記事を新聞から触れられる機会は多いでしょうが、多くの意見を取り入れた点こそが、言論封殺県大分におけるこの女子高生の評価されるべき点です。
大分合同新聞の論説は全国でトップクラス
「NIE」を大々的に県内の学生に推奨する大分合同新聞社ですが、紙面にある論説の多くは共同通信社が書いています。その割合は全国でもトップクラス。
「新聞はすごいよ」と大々的に喧伝している大分合同新聞ですが、論説においては通信社に頼っているのが実態。ジャーナリズムの真骨頂を他社の通信社に任せて、自分が書いているように装う。
第10回「いっしょに読もう!新聞コンクール」で最優秀賞を受賞した多様な意見を取り入れ自分でまとめられる大分舞鶴の生徒と真逆の姿勢です。そんな論説を題材にして受賞したというのですから、この女子高生の凄さがわかるでしょう。
新聞の社説はこのような批判に曝されていました。「価値観が多様性の社会で、社説が足並みを揃えた批評を行っているは危険」と。これは1994年にいまでいうリベラル派の原俊雄さんが警告しています。
この女子高生は、この点を見透かしていたのですから。
NIEを強調する大分合同新聞が自分の意見を書けない
「NIE新聞に教育を」で大分合同新聞を教材にされる大分の児童・生徒。
多様な意見を取り入れて自分の意見にするために新聞の必要性を説く大分合同新聞。しかし論説では共同通信社に頼っている。自分たちができないことを学生に求め、しかもその論説は足並みを揃えた多様性が希薄な言論。
生徒たちに新聞を教材とするのであれば、まず自分たちで論説を書けるようになるべきです。
それが大分に健全な言論空間をもたらします。言論空間は恐れずに意見を述べることができるジャーナリズムが不可欠。だからこそ大分合同新聞社がしっかりしてほしい。
自分ができないことを相手に求めるのは知性がない人間がすること。これをこの県の大本営である大分合同新聞が恥じることなく演じ、教育者は税金で平然と言論封殺を試み、意見が異なる生徒は蚊帳の外にする。
なんですか?この大分??
民主主義を叫ぶ大分合同新聞は、言論すら自ら書こうと努力せず、大分の先生による言論封殺も見て見ぬ振りをする。まるで中国の報道機関のようだ。
大分県は香港ではないはずですよ。
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