おそらく大分マスメディアのなかで、最多更新のブログをしたであろう綺麗なジャイアンことNHK大分の寺澤アナが東京ラジオセンターに異動することになり、大分を卒業しました。
局内の情報提供することからNHK大分のタブロイド紙として人気を博すブログも、800回の記念回数で終了です。
ありがとうさよなら、てらブロ。
800回の更新で終わったてらブロ
デコ弁とは程遠い色彩を持たないお弁当・自撮りで落とす記事・後輩に優しいブログがてらブロでした。
7月4日時点、ジャックや飯尾アナや斎藤キャスターなどかわいがりを受けていたであろう後輩たちから、労いの更新はありません。
触れてはいけない関係性なのかもしれませんが、800回更新したてらブロを振り返っていきましょう。
区切りを目指した更新
恋の終わりを感じ取るように大分を離れる予感は匂わせとして存在していました。更新頻度が極端に減ったのもそのひとつ。しかし寺澤アナの思惑は別のところにありました。
記念の800回を区切りとして調整した更新です。
更新されないブログを確認し「「忙しいんだろうな」と想像していましたが、抜け目のない終わり方を選択した寺澤アナです。
計算すると、大分赴任中約2日に1回の更新です。
TBS南波アナの裏切り
後輩に優しい寺澤アナ。大分を去っていったアナ・キャスターを見送る記事も多かったです。そういえば、NHK大分推しにとっては裏切り者認定のTBS南波アナも見送っていましたね。
バルサとレアルのような禁断の移籍です。
「B’zのモノマネ好きでNHKに居場所がないからTBSに電撃移籍」と三流タブロイド紙に書かれていましたが、あいつ最後は漁船に乗りOCEANを歌ってNHK大分卒業していったぞ。
「結婚すればいいのにな」なんて西武源田選手と元乃木坂衛藤美彩ちゃんの結婚を予想した恋の予言師である僕は、そんなことを思ったりもします。
高崎山・鶴見岳・由布岳の違いを教えてくれた
妻ちゃんがマンションから見える大分市の西の山々に隠れようとする早朝の月を見て「祖母山に帰っていったよ」と言うので、千里眼の異能でも持っているのかなと彼女の能力に沈黙したことがあります。
そんな僕も大分市から見える山々の名称を知りませんでしたが、高崎山と鶴見岳と由布岳の違いを教えてくれたのはてらブロです。
令和こそこそ話ですが、寺澤アナも鶴見岳と由布岳を間違えていたことも自身で綴っています。
謎だった大根と白菜の自撮り記事
後輩想いの寺澤アナはなにも対象は人間だけではありません。
てらファームという施設を作り、農家としても活躍していました。その力の入れ込むは、自給自足の新興宗教を大分で始めるのではないかと感じるほどの力の入れようでした。
農業の記事も量産していましたが、今でも謎の記事があります。
台風の傷跡を記録した画像が組み込まれており、サブリミナルなてらブロでした。メッセージ性ある記事ですね。
勇気をもらえた自撮り
トキハや大分駅など、あの辺を走る気持ちよさは、ランナーであればわかるはず。でも人通りが多いと尻込みしてしまいますよね?
だから僕は日曜の早朝がとてもお気に入りです。
しかしこのおじさん、躊躇しません。
頭にタオルを巻き白いイヤホンをつけたランナーがイルミネーションを背に自撮りする勇気は、僕にはないのです。
「イルミ澤」とか言ってやろうとイジり記事にする構想がありましたが、すっかり時期を逃してしまいました。
この自撮りを大分の歴史に残すべき遺産だと推薦します。
おじさんによる大分の4年間が綴られたてらブロ
寺澤アナが書いた日出生台の記事に矛を向けたこともありました。
「おまえら、安保法制国会時何してたんだよ。女子中高生にスリーサイズを聞いてMeToo運動の大分合同新聞じゃねーんだからしっかりしろよ」と、大分マスメディア特有の内容と責任感がないふわふわしたジャーナリズムにがっかりしたこともありましたが、それでも読むことをやめなかったブログです。
だって僕らは、表現・思想・言論の自由を愛し、言葉で互いを認め合う一方的なベストフレンドですから。
色彩を持たないお弁当のように不器用で、箱庭的な温かいてらブロが大好きでした。
ときにその温かさは残酷な大分を照らすこともありますが、僕ら大分県民と一緒に過ごした4年間がここにぎゅっと詰まっています。
NHK大分の特性上、ブログの記録はNHK大分のサイトからリンクが切れたとしてもサーバーに残っていることが多いです。だから、そう記しておきます。
寺澤アナが大分に居てよかった。
バイバイ、てらブロ。
てらブロ消える
7月20日現在てらブロ消えました(画像は残っているよう)。
ひとりのアナと一緒に過ごした大分の4年が消えました。受信料を払っているのに、そちらのマスメディアが主張する政府の隠蔽のように。
800回の更新が消えた出来事を、税金で表現・思想・言論の自由の侵害を受けた当ブログは残念に感じます。
さまざまな事情があるでしょうが、本当に残念です。
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