任期を伸ばす戦いがこれから大分で始まり、それは「ラグビーW杯のため」なんて揶揄するいつもの政権に対するマスメディアの論調は大分にまったく存在しないこの県。彼女は大分のスポーツを追いかけてきたのに、札幌でラグビーW杯を迎えることになります。
彼女はどちらが幸せなんだろうかと、そんなセンチなことを考えしまうのです。二株麻依キャスターはNHK大分を卒業し、札幌へ異動することになりました。
「大分トリニータを育てたのはワシ的」な二株麻依キャスター
大分のスポーツを支えてきた二株麻依キャスター。ラグ女といったミーハー的なイベントに参加するけれど、意外と真面目に取り組みます。その姿勢は同じラグビーW杯開催地札幌でも見せてくれるでしょう。
そろそろ試合に参加するらしいので「ラグ女をミーハー」なんて評した薄っぺらい僕に「やらなきゃ意味ないよ」ではないタックルをお見舞いしてください。高速でかわしてどこかにトライしてあげましょう。
負けません。
トリニータのコーナーも担当していた二株キャスター。トリニータは見事にJ1に復帰し、3節が終わった現在勝ち点6で好調を維持しています。「大分トリニータはワシが育てた」そう感じる大分県民もいるでしょうが、その中にも二株キャスターも含まれるはず。
つまり彼女は大分トリニータのアゲマンでもあるのです。
僕は「母ちゃんがトリニータを育てる県プロジェクト」の企画を密かに練っていました。
カープ女子とかタカガールとか、そんな企画じゃなくて「母親のように見放さず根気よく付き合うプロジェクト」。二株キャスターこそ「トリハハ」という母ちゃんになってほしいと思っていたのですが、本当に残念です。
好調なコンサドーレ札幌を支える可能性
コンサドーレ札幌は今シーズン絶好のスタート。そこで注目してほしいのが、札幌に異動することによってコンサドーレの好調はどれだけ維持し好成績をおさめるのか?一方、彼女が去った後の大分トリニータも比較対象になるでしょう。
これで彼女が大分にもたらしたアゲマン性を証明することができます。
お別れの予感を読み間違える人間性
僕は女子のお別れの予感を読み取るのが得意であり、もちろん二株キャスターにも感じていました。でも少し読み違えたのです。
いろどりクッキングの奇抜チャーミングな立花先生が最後の収録となりました。その収録でも別れの予感を二株キャスターから感じていたのですが、それって立花先生にリンクしていた感情だったのかもしれません。僕の二株キャスターから感じ取った別れは、立花先生との別れを演出した感情を読み取ったことになります。
お別れの予感を読み違えませんでしたが、もうひとつのお別れが隠されていた。いろどりクッキングで上達したのかわかりませんが、僕もちょっとは料理が出来るようになりましたので感謝の気持ちを込めて、立花先生のキャラクターと彼女の引き立てる人間性を称賛しておきましょう。
「キッチンに旦那を立たせたくない妻について」を立花先生と二株キャスターに聞き忘れたのは後悔しています。
元ヤンなんて書いてごめんなさい
タイトルを「元ヤン札幌に行く」とかしなくて本当に良かった。「元ヤン」とか書いて本当にごめんなさい。こればかりはタックルを僕は一度くらい受けるべきでしょう。
もしかすると暴走族のように走り回った大分の3年間だったかもしれません。
彼女がふかすエンジン音は歪ではありませんでした。大分トリニータを代表するように「温もりと優しさ」を与えながら着実に前に進んだ。それはまるで「街灯が2秒後の未来を照らす」ような走りでした。二株キャスターは、きっと「次の未来にスピードを上げる」のでしょう。
うまいこと言ったような感じになっている箇所は、ミスチルのロードムービーっていう曲の歌詞から引っ張ってきました。曲がったことが嫌い(元ヤン)だと思うので、体育館の裏に呼び出されないために告白して見送りましょう。
大分を愛してくれてありがとうございました。二株キャスターの次のロードムービーを大分から応援しています。
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