1月15日に有権者の意志を無視した大分合同新聞の希望が書かれていた。大変面白い希望的観測であるので紹介したい。
有権者が21人いて、安倍さんに8票、岡田さんに7票、吉田さんに6票集め、当選者は安部さんとなった。これが多数決の結果である。大分合同新聞によると、それぞれ集まった1票にそれぞれ候補者に順位をつけることで逆転するという。たとえば安部さんの8票が①安部②岡田③吉田、岡田さんの7票が①岡田②吉田③安部、吉田さんの6票が①吉田②岡田③安部とする。
大分合同新聞によるとややこしいと断りつつも、結果は岡田さんと吉田さんが安部さんよりも上回るようだ。順位を勝ち点方式にし、1位に3点、2位に2点、3位に1点を付ける。そうすると安部さん37点、岡田さん49点、吉田さん40点で、「安倍さん最下位おめでとう」という大分合同新聞の主張だ。
そもそも多数決というのは、議論で平行線を辿った時、どちらかに決めるために使う手段。ここで有権者を納得させることができなかった岡田さん吉田さんの完全敗北を無視している。この大分合同新聞の主張に、少しでも賛同してあげたいので、政策で投票しようという考えであれば僕は乗りたい。
ただ残念なことに岡田さんは第一野党にも関わらず対案を出すことができず、応援者の蓮舫さんは「対案なんて必要ない」と発言する始末。吉田さんは戦争法と呼び、支持者にしか共感を得られない泡沫政党の党首。そもそも順位を付けたところで、岡田さんと吉田さんしか選択肢がないというのがおかしい。大分合同新聞のこうあってほしい希望がみえみえで、そのためにルールを変えても構わないという大分合同新聞の過激派な姿勢を窺える。
やるのであれば志位さん、もしくは大分合同新聞がいう戦争法の歯止めとなった5党合意事項を勝ち取った、元気、次世代(現日本のこころ)、新党改革から選んでほしい。岡田さんと吉田さんは、候補者としては失格で、選んではいけない候補者。「あなたたち政治家なんだろ?市民グループと同じことしかできないんなら、議員バッジ外してよ」と発言する有権者の声を、大分合同新聞はどこまでも無視し続ける。
大分合同新聞はルールが問題と主張しているが、本音は安部首相を降ろすための工作を考えているだけだ。対案も出せずレッテルを貼るような日本を背負う資格がない劣っている候補者を、安部さんが嫌だからという理由で選挙のルールを変更してまで選ぼうという新聞社が、大分の18歳主権者教育を担おうとしている。大分の“いまそこにある危機”がある。
長くなったので、明日。
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