民進党足立信也先生の政治リテラシー

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1090票差だとしても選挙で負けたのだから何も言えない。完全敗北です。ただ「いまの民進党がいらない」と感じる僕を含めた大分県民は、猛省しなければなりません。民進党足立信也先生は、非常にびっくりしたことを大分合同新聞2017国政展望で述べています。

「野党候補が1人になる構図は目指すべき。ただ選挙協力と政権構想は別の話と考える」。

なんですか、これ?

野党共闘を働きかけた共産党の志位委員長は、会合が開かれるたびに「野合連合政権」を叫んでいます。「共産党という壁は崩壊し、野合連合政権は目標ではない。焦眉の急だ」と述べています。共産党を含めた野党3党がいない政権構想なんて想像できるでしょうか?この時点で足立先生の言っていることは、有権者をバカにしています。

民進党に関して先日ニュースが流れました。原発ゼロ政策の策定で2030年までに前倒しするといったものです。しかし連合との兼ね合いもあることで、再稼働容認の姿勢です。要するに2030年にゼロになるけど、また稼働して「2040年ぐらいには原発が増えるよ」ということになります。

共産党は再稼働を認めていません。最初から政権を一緒にすることができないことがわかるでしょう。選挙のために協力をする姿勢です。これリベラルが嫌う「自民党は選挙の時だけいいことを言う」と、どこに違いがあるのでしょうか?原発には恒久的な数字が求められるはずです。“一時的なゼロ”で反対派が満足すると見ているのでしょう。反対派をバカにした腹立たしい選挙のための策定であることがわかります。

民進党の原発ゼロ政策でみせたマジックは、こんなところにも見えます。文科省の天下り問題で蓮舫代表は政権を批判していました。実際民主党時代は2010年度天下りが激変し、そこから増えました。こうみると蓮舫代表の安倍政権批判は正当性があります。

しかしここもマジックです。民主党時代は現役出向というかたちで天下りをさせていた。若手職員を出向させて経験させる制度ですが、民主党時代は50歳以上にも拡大させて現役出向。天下りではないように見せかけたのです。そうであれば数が減るに決まっています。出向の後再就職であれば、実質的な天下りとなる。こんなからくりで自民党との違いを示しているだけです。数字のマジックで国民を騙す姿勢は、民進党になっても変わりません。

民進党がしていることは自民党と同じで「選挙のための喧伝」です。有権者すべてをバカにしているからこそできる発言でもあるのです。足立先生の今回の発言も、大分県民を舐めきっています。有権者をバカにしているからこそ、こんなことが平気で言えるのです。

誰がこんなポリティカルモンスターを育てたのでしょうか?その答えは僕たち有権者です。大分合同新聞の主権者教育を含めて、大分県民の政治リテラシーを問い直さないといけません。大分合同新聞も書くことができない。いうならば政治リテラシーを持たずに、主権者教育をしている大分合同新聞です。

絶望的なのは足立先生にマイナスになることは一切書かなかった姿勢がこの大分マスメディアにはありました。これこそ権力の監視機関のおごりだと何度も言い続けます。これで正常な選挙などできるはずもないでしょう。彼らがいう主権者教育は、有権者としての在り方ではなく、政権の倒し方しか教えていないのです。

仮に野合で自民党に勝つとします。必ず民進党以外の閣僚も生まなければ話にならない。この時点で足立信也先生の言っていたことが嘘であったことが証明されます。ただ政策が一緒ではないから、必ず政権内で紛糾する。更迭、罷免騒ぎが相次ぐでしょう。同時にねじれ国会でことごとく法案は参院から跳ね返され、苦しい国会運営が続きます。

強行採決なんて言ってた野党時代のことを忘れ、与党になれば民主党時代と同じようにバンバン通すはずです。それが議会制民主主義ですので仕方がありません。それを政治リテラシーもない政権の監視機関であるマスメディアが中身もなく叩くはずです。そして解散総選挙。自民党がまた「日本を再び取り戻す」なんて言って圧勝するでしょう。民主党が政権をとった時と同じ構図を繰り返すだけです。これでは何も変わりません。

リベラルが嫌う「自民党」との違いを見せるが、中身はまったく同じことをしていた民主党政権が政党の名を変え、また再び生まれるのが野合です。しかし今度は共産党に乗っ取られる可能性もあります。野党第一党であるのに、民進党に対して批判がまったくない大分。それで国や県が変わるはずありません。

民進党足立信也先生の有権者をバカにする政治リテラシー不足は、そのまま大分の今を感じることができます。

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