性行為の同意について大分も一緒に考えよう

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ペアを組んで「握手をしてください」と指示が出されました。相手には握手をすることを知らされていません。みなさんはどうするでしょうか?

僕であれば「あなたと熱烈で濃厚な握手をしたのですが、しても良いですか?」と尋ねます。他の方法を考えてみると、突然握手をする、手を差し伸べて相手を待って握手をする、それとも拒否。いろんなやりとりがあるでしょう。これをセックスに置き換えてみると、見えてくるものがあるはず。

これは性行為の同意について考える東京大学のワークショップ で開催された一コマ。このワークショップは、大学生が性暴力の被害に遭うキャンパスレイプを防ごうと開かれました。「性行為は相手を尊重しよう」というメッセージを、他の大学に向けて発信する試みです。

同意のない性行為に苦しむ女性が多いことが内閣府の調査によって明らかになりました。大分でもデートDVに苦しむ女性がいる実態が明らかになっており、そのなかでも性行為の強要が含まれています。けっして大分は例外ではないことがわかるでしょう。だからこそ大分でも「性行為の同意について」 本気で考えるべきです。

「同意がないセックスはレイプ」が基本的な考えとしてある欧米。イギリスでは紅茶の誘い方に例えて、性行為の同意の取り付け方を警察が制作・公開しました。

「紅茶を飲まないか?」と誘い、相手が迷っているとき、差し出してもいいけどそれを口にしなかったら腹をたてて強要してはいけない。昨日は紅茶を受け入れたけれど、今日は飲むとは限らない。こんな具合の動画です。

このようなかたちで大分でもできないだろうか?

アダルトビデオで性行為の知識を身に着ける童貞ボーイも多く、ふたりきりになるとその卒業が間近に迫っていることで、ギラギラとしてしまい同意を後回しにするケースも多いことは想像できるはずです。そのときにこそ「性行為の同意」の概念があれば、抑制することに繋がります。

性教育におけるいろんな壁があります。アダルトビデオから身に着ける性行為の知識は間違っており、あれが本当のセックスと信じる中高校生も多いです。だからコンドームの付け方もわからない少年もいて、最終的に悲劇が生まれる。同意が必要といった基本的なことも知らない少年が多い実態に、呆れるだけではなく目を向けなければ問題は解決しません。これは女性が選ぶ権利にも繋がります。Noを男性に突きつける勇気を持つことにも貢献するはず。

「おっぱい」と書いただけで子供に悪影響とおっしゃる大学の方がいて、必死になってイデオロギーを正当化させるために人権を持ち出しIPアドレスを隠蔽してどこから来たのかわからない保守思想の排除を企てようとする大分の知性だからこそ、もう少し性について肩の力を抜き、いつの間にか本気で性に向き合う動きが生まれてもいいのではないでしょうか? 「性をゾーニングしろ」とおっしゃいますが、身近に存在するものです。

「正しい知識と責任で行う同意があるセックスは気持ちがいい」についてであれば、僕も貢献できます。性を語ることを恐れない大分になってほしいなと、女性が大好きな僕は真面目に願っています。

大分大学はもちろん、他の県内の大学も東大に続いて考えてほしい。

性教育におけるいろんな壁がありますが、まず「性行為における同意」から考えていくのも、社会の一員としての在り方に通じる考えになり、取り組みやすい性教育になるはず。大学生からではなく、なるたけ早めに身に着けておいた方が良い。ソーシャル・キャピタルとしても考えることができるはずです。

僕が記者だったら広瀬知事に「東大から発信された性行為の同意について」の感想と、大分における性教育の期待値を投げ掛けてみたい。知事、人口増加そして県民の幸福のために避けられない大分の議題ですよ。確か26年度人工中絶件数全国で7番目に多かったはず。本気になれば傷つく県民を減らすことができます。そのための性教育です。

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