高齢者と障碍者を使ってJR九州への批判をする大分市議会と大分合同新聞の不当性を指摘する

去年の12月に大分市議会がJR九州の市内8駅無人化計画に反対する要望書をJR側に提出をしました。同時にこの時期から、ダイヤ改正の減便も噂され各大分マスメディアが高齢者や障碍者の声を使ってJR九州批判キャンペーンをスタートさせました。

大分市議会は僕らの代表であり2元代表制として正しい要望書だと感じます。大分マスメディアも報道しない自由を行使しながら、当然のことをしたまで。ただし僕はちょっと違った視点で指摘したいことがあります。

一昨年くらいから共産党関係者が中心となって、高城・鶴崎などにエレベーターの設置を求める運動をしていました。JR九州側に要望したニュースを大分マスメディアも報道しています。平成32年までに1日の利用者が3000人以上の駅をバリアフリー化する国の整備目標があり、法整備もされています。これを根拠にした運動は実り、実際今年の10月に鶴崎駅はエレベーターの整備が完了する予定です。

大分マスメディアは盲導犬を連れた視覚障碍者の不安の声を報道しましたが、残念ながらこの国の整備目標に該当しない駅になることから、エレベーターの整備は行われません。高齢者は免許の返納を求められており、公共交通機関の必要性を問う声が高まり、それに伴い駅の無人化は「弱者にしわ寄せがいく」というロジックで自治体とマスメディアは共同してJR九州の批判を展開しています。

どれも妥当で正当性ある主張だとは思いますが、僕はここに大分市議会と大分マスメディアの不当性を指摘したい。

大分市は府内城では2500万円を使ったイルミネーションをつくりました。別大マラソンの日には、フグ雑炊を数百円でふるまう予定でしたが800人の予定が300人に減り、人が集まらないことを知らしめることになりました。そもそも僕はこの府内城イルミネーションを大分の恥ずかしい点を最も顕在化した人権侵害のモニュメントと主張してきましたので「多様性を主張しながら中身がない左翼・革新・リベラル派が跋扈する人権侵害県おおいたよ、ちょっとマジで考えて」と本気で思っています。

二元代表制である以上、大分市議会議員は僕らの代表であり、行政と佐藤大分市長を監視する仕事があります。決定的に計画が頓挫した府内城イルミネーションに関しては、2500万円の妥当性を考える余地はあるでしょう。各大分マスメディアが報じた国の整備目標から漏れた駅で駅員無人化の不安を訴える視覚障碍者の存在がわかった以上、フグ雑炊が800から300食に変更するほど人が集まらない2500万円の重みを感じるべきです。

駅のバリアフリー計画は、国と地方自治体とJR九州の三位一体の取り組みが必要です。しかし法整備されないと本気になれない自治体とJR九州があることを顕在化させました。無人化計画反対の意思表示をすることに妥当性がありますが、ただ整備計画に漏れた弱者に今まで視点が向かなかったことを露呈させた要望書でもあります。

結果が出ない2500万円の価値を問いましょう。これは市民サービスの向上を目指す方向性を議会は失ったとも指摘できます。予算として足りないでしょうが、議会が機能していないことを明確にしました。地元自治体は法整備されないと社会的弱者に向けたサービス向上に本気にならないし、その怠慢を指摘する役割させ担えない僕らの代表である大分市議会の存在。この構図を顕在化させた要望書にもなるのです。

これは社会的弱者を使った大分市議会の不当性です。ついでに三位一体で鉄道インフラを守ろうとせず、批判だけは一丁前な自治体に存在するどうしようもない首長も含めておきましょう。

13日の大分合同新聞東西南北で、ラグビーW杯が大分で開催され観光客も多くなるのにJR九州の減便を批判していましたが、観光客にとっては存在する便を利用することになりますので、「どこに利便性を損なわせる点があるのか?」と僕の想像力では追いつかない批判で“感動”すらしています。あくまでもその地域の人たちの問題であるのに、問題を歪曲化し、なんとなく「JR九州が悪」の印象をつくりあげようとする。

大分合同新聞と一部の意識高い系の県知事選で争った広瀬支持者は、中央通り歩道拡幅計画頓挫を釘宮前大分市長にスケープゴートすることに成功しましたが、執行部の思惑はパルコ跡地から見ても、賑わいの方向性は明らか。市長どうこうではない計画だと僕は見ています。僕らの代表である大分市議会はあれから何にも学んでないことが明らかになりました。それについても、権力の監視機関であるマスメディアが議会と自治体を忖度する。バリアフリー化と同じように減便も無人化計画も三位一体で取り組むべき問題なのに、なぜかJR九州だけに批判が向く。

これは社会的弱者を使った、なんとなく「JR九州を悪」に仕立て上げる大分マスメディアの不当性です。

JR九州ばかりを批判するのはとても楽ですが、この企業だけに公共交通機関の責務を押し付けてきたのは誰でしょうか?それは国であり自治体でもあります。唯一の立法府である国会の自民党議員でさえも、JR九州批判に勤しむ。政策コンサルタントと協力して議員立法くらいすればいいのに、批判しかしない。この点はどうしよもない凋落した共闘路線を走るアホ野党の方向性とまったく同じです。

僕らは未来を見据えてJR九州のダイヤ改正と無人化に批判をしなければいけません。そうすればおのずと問題点は炙り出されます。しかしいまやっていることはJR九州だけを悪に仕立て上げる運動です。それを行政と僕らの代表である市議会とそして大分マスメディアが一緒になってやっている。

ここが大分の痛い点なのです。邪でJR九州を批判しているようにしか見えない。まったく中身がない批判のように感じます。

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