大分市の高校生に自転車ヘルメット着用義務から見る当事者による政治参加の期待

自転車に白いヘルメットで通学。僕は経験がありませんが、同級生の女の子は黒歴史とまで悪評する重大事故防止策だったようです。

僕は高校生の女子と接することがありますので、理解できます(大分大学はIPアドレスを隠蔽して偏見の目で抗議しないでください)。まるで潮干狩りをするように前髪を整える仕草をみせる女の子が多いことから、「髪が崩れる・カワイクナイ・中学生かよ」などの理由で大分市の自転車ヘルメット義務化に反抗したい高校生がいるのは難しい想像ではありません。

無慈悲なことを言いますが、まあ避けられないでしょう。佐藤大分市長もあんな穏やかな笑顔をしていますが、やる気満々なので大分市の高校生ヘルメット着用義務は通ります。高校生もヘルメットを着用して通学する大分市になります。

しかしがっかりすることはありません。大分市の高校生にもメリットがあり、守れるものがあります。


これから述べることは、当然今回の提言書に高校生の外観による懸念が盛り込まれていることを想定しています。盛り込まれていないなんて考えられないレベルです。ただ念のため、そして新しい方向性のために、大分市の高校生や親御さんに響くものがあればいいなと思っております。

自転車事故による死亡者で約6割強が頭部損傷。ヘルメットを付けていることによって、4分の1まで軽減できると推定されています。「ヘルメットなんてダサイ」という意見も理解できますが、この義務化は子どもたちの命を守りたい大人たちの行動であることも理解してください。

他人に寛容であることは重要ですが、相手も成熟していないと民主主義は成り立ちません。それをぶっ壊しているのが、僕たち大人であり日本の政治やマスメディアですので大分の高校生は真似しないでください。だから体現しましょう。

大分市の高校生の意見を、市のヘルメット義務化に反映させるのです。

たとえば自転車にヘルメットがカッコワルイの概念を切り崩すことも可能。

大分合同新聞の記事では愛媛県の事例がとりあげられています。愛媛県では100%着用しているようです(懐疑的な着用率だと思いますが)。これを達成できたのは、中学生が被るヘルメットではなく、デザイン性や通気性・髪型が崩れにくい自転車用のヘルメットを選んだことによる着用率となります。

中学生が被るような工事現場のヘルメットが自転車事故によって頭部損傷を防げるのか?ここでは解説しませんが、自転車着用に適したヘルメットがある。おしゃれなヘルメットもある。それを着用させてくれれば、この義務化の妥協点を当事者である高校生が探ることができます。

それは更に不条理に縛られている高校生を解放することに繋がりを持つでしょう。

女の子であれば、乱れにくい髪型が校則に反しているのであれば、生徒会を通じ学校と妥協点を探りましょう。この交渉は、ブラック校則を打ち破る力学に発展することも期待できます。横断報道の前にいるのに停まってくれない車の存在について、県に圧力をかけることだって可能です。

「あのよくわからない府内城イルミネーションに数千万円もかけるくらいなら、若い世代に運用してほしい」

これを口実に、市によるダサくないおしゃれなヘルメットの無償提供、補助金等など市に迫ることができます。経済的な理由でヘルメットの格差が生まれる可能性も指摘できますので、ここは妥協してはいけないポイントです。このような点はヘルメット着用義務化の譲歩案として、市と高校生が渡り合えることができると考えます。

ハードルが高いと思いますので、市議会議員のMr.トリニータである高松先生や比較的若い人と絡みがあるスカルリーパー・エイジ先生などに頼むのも良いでしょう。僕が通っていた高校には新聞部とかあったはずですので、ツイッターとかで絡むと良いです。反応してくれなかったら連絡ください。

これは高校生による政治参加です。

選挙運動とは異なりますので、選挙権を持っていない18歳未満であっても高校生による政治参加は可能です。学校によってこのような運動を慎まないといけないと言われることもありますが、「選挙運動ではない」と突っぱねてください。今回のヘルメット義務化に対し意見を述べるのは、高校生の正当な権利です。その権利を行使しましょう。

僕は知りたい。

若い世代の意見を積極的に受け入れてくれる大分であるのか?イミテーションではない確証を得たいのです。それを試されているのが、今回の高校生ヘルメット着用義務化でもあります。

子どもの命を守りたい大人たち。どうしてもダサいを避けたい高校生たち。この争いになると予想されますが「消極的な代替案」で子どもたちの命を守るような市政ではなく、当事者の意見を取り入れた義務化にしてほしいと願います。

「わたしたちのことを、俺たち抜きで決めないで」と声を上げる大分のほうが良い。

きっとその声は、中学生の黒歴史を変えることになるでしょう。中学生のあのダサいヘルメットが重大事故防止に適応することができて、おしゃれヘルメットになる未来だってある。そうなれば「自転車にヘルメットは必要」の認識に変わる大分が生まれるかもしれません。こんな大分を若い世代の高校生が作ったとしたら、大分の地方議会に若い世代が入るきっかけを作れると感じます。

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