NHK大分佐々木森里(しんり)記者の小学生が被る赤帽がかわいいかった。速攻で画像を保存しましたが公開しません。そのかわりに大分県日出のスーパーボランティア尾畠さんの特集をご紹介します。
(9月12日NHK大分いろどり大分から引用)
ネコたちも寄ってくる尾畠さんのボランティア流儀は3つあるといいます。
1つは忘れましたが、残りのふたつは周到な準備とコミュニケーション。
広島天応地域。床下に侵入した泥。そのままにしておくと腐ってしまうことから掻き出す作業を行う尾畠さん。所有者の許可をもらって床をはぎとります。尾畠さんは必要な道具をすべて揃えています。むき出しになった釘に気をつけながら、泥を掻き出していました。
現地の方の手を借りるようなことはしない。自分で準備を行い、自分ができることを行う。これを信条としているようです。自身の体調管理にも気をつけて、被災地に負担をかけない。例のアメも所持していました。
もうひとつの流儀はコミュニケーション。大分大学はIPアドレスを隠蔽して保守層に対し言論封殺を試みるような県ですが、コミュニケーションを大切にする県民がいることに誇りを感じます。被災者にはもちろん、ボランティアに参加する人にも目を合わせて会話をします。被災した60代らしき女性に尾畠さんはひとつお願いをしました。
まさか「食い物くれ」なんて言うのかとドキドキしたのですが、そんなことを考えるのはまだ尾畠さんを理解していないようです。ごめんなさい。尾畠さんはこんなチャーミングなことを言います。
「お姉さんの笑顔が欲しい」。
部屋まで送り届けトイレを借りる口実で部屋に侵入するようなゲス男のセリフが飛んでくるのかと思いきや、粋なことを言います。昭和の口説き方かもしれません。時代は繰り返すと言いますので、次の元号から流行することに期待。
女性が「もう、ちょっと//」という感じで、照れながらスナップを効かせた手を尾畠さんにお見舞いし和んでいました。一緒にいた男性高齢者とは固い握手。被災者を少しでも現実から離れさせる工夫。被災者を癒やすことも尾畠さんは怠りません。
このコミュニケーションは一緒に奮闘するボランティアグループにも行うようです。取材に帯同したNHK大分鈴木遙アナ。一緒にボランティア活動をして少し疲れている様子でしたが、そんなはるかちゃんの口にアメを放り込みます。
誤解があってはいけませんので補足しておきますが、ゴールデングローブ賞のオープニング映像であったラ・ラ・ランドのパロディ作品のように、口から口へと放り込んだわけではありません。僕はそのようなことを期待したのですが、求めすぎたようです。尾畠さんの手からはるかちゃんの口へ熱中症予防のアメが放り込まれます。少し疲れが見えたはるかちゃんも、思いがけない例のアメ効果で元気を取り戻しました。
長年ボランティアに勤しんできた経験を感じさせるような和みの空間を演出します。クリエーター尾畠さんです。
広島天応地域の小学生からのプレゼント。
(9月12日NHK大分いろどり大分から引用)
行方不明男児救出独自作戦を成功させた英雄が広島の天応地域に入ったことから、地元小学生も感謝の気持ちを込めて用意してくれたのでしょう。小学生の気持ちがよく伝わります。尾畠さんの特徴を掴んでいますね。
そんな小学生は尾畠さんのことを忘れないでしょう。その記憶や体験が今度は別の人を助けると考えれば、ボランティアとは別の側面から社会貢献する可能性を期待できます。この小学生たちはきっと尾畠イズムを継承するのでしょう。
スーパーボランティアの尾畠さんへの中傷もあると聞きます。しかし僕という大分県民は誇りに感じる存在です。尾畠さんへの中傷に抗います。
自分に何ができるのか?そこに見返りを求めない姿。そして強い信念。だからこそ尾畠さんはそう呼ばれるのでしょう。スーパーボランティア尾畠さんと。慈愛の精神がまさか大分にあったことに感動しました。
そんな僕が忘れてしまったもうひとつの流儀を覚えている方は、ご連絡ください。とても大切なことをド忘れしたような気がします。ボランティアにおける重要な流儀であることから、みなさんと共有したい精神だと思うのです。
今日から必死で生きていきます。
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