衝撃でしたね。まさに工藤新一がコナンだったってくらい衝撃でした。
シャーロキアンやポッタリアンなど愛好家を呼ぶ呼称がありますが、NHK大分鈴木遥アナのファンをハルカリィアンと呼びたいくらい僕は彼のファンです。ノーベル文学賞発表日に集まるハルキストを想起させられますが、遥ちゃんの独特な言い回しや表現に影響を受けている人が県内にも多いはず。
いわば彼は大分の表現者。表現の話になると大分大学を絡めて僕はうるさくなるのですが、今回は触れずに。
平成が終わることで大分各局・新聞社が振り返り企画を行っています。退位を譲位に訂正せず平成を振り返るなんて個人的には「うるせー」と思っているのですが、ゆふいんの森にしてみれば元年に客室乗務員だった女性が20歳くらいだったら50歳になっているのですから、それはそれで歴史を感じる列車です。
その企画でゆふいんの森号の鉄道模型が使われていました。ブラタモリのタモカメみたいな扱われ方をするのかと思いきや、よくわからない関与をしてきました。その声を鈴木遥アナが担当。
なんといえばいいのか、つまりこう、あれに似ています。
僕が時々頭に来たときに使う声に似ています。僕はたまに利用料金請求詐欺の電話番号にかけてお話をしています。怒鳴られ、どこかの海に沈められる脅しを受け、僕の携帯料金が高くなる不毛な戦いをしているのですが、遥ちゃんのアテレコは、その時に使うような声でした。
この前の戦いでは、隣に警察OBがいると話すと「代われ」と言います。そのときに使ったような声に似ていました。甘ったるい声になりますので「警察OBじゃなくてあなたですよね」と返され「当たり前じゃん」と応えると、詐欺師は笑っていました。
詐欺師に笑われるというのもなかなかの経歴だと自負しているのですが、そのときは戸惑ってしまい「このカリソメ野郎が」と言ってしまったのです。すると「カリアゲ?将軍様ですか?」とバカにしてきたので「隣に公安OBがいるけど代わる?」と聞くと、電話を切られたのは苦い思い出です。
NHK大分鈴木遥アナが演じたゆふくんの声は、利用料金請求詐欺師と戦うときに使うはずだった僕が作り上げたガバガバの脚本に出てくるはずだった公安OBの声に似ていました。
僕と同じように脚本がガバガバですぐに遥ちゃんだとわかったのですが、遥ちゃんが元気であることがなによりも嬉しかった。ゆふくんの意義なんてどうでもいい。遥ちゃんが元気であればそれでいいんです。
たまんない県内のハルカリィアンが居たと僕は思いますよ。
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