
(Buzz Not News 大分=BNN配信)
簗和生農林水産相が自身を支持しなかった自治体の予算を「カットする」と発言した問題を受け、国民民主党の玉木雄一郎代表ら野党幹部が高市首相の任命責任を厳しく追及している。
公金を用いた報復を示唆する発言への反発が広がる中、一部ネット上では追及の先頭に立つ野党側に対し、かつて有権者の「命をカット」する趣旨の発言を行った元議員を国政選挙で支持・支援した「共闘責任」が跳ね返るのではないかとの指摘が出始めている。
発端となっているのは、大分1区選出だった吉良州司元議員の言動だ。吉良氏は過去、自身に異論を唱える有権者に対し「私に反対なら銃を持って戦争に行ってください」と発言。主権者である国民に対し、死のリスクを伴う戦地へ赴くよう促す暴言を行ったが、小物議員であることから問題にならなかった。
自治体への予算配分を削る行為が「予算のカット」であるならば、反対派の国民を戦争に向かわせる発言は「命のカット」とも言える極めて重大な発言だ。
この発言後に行われた2024年の衆院選において、国民民主党は吉良氏への支持を決定。さらに立憲民主党も県連代表で憲法9条護憲派として知られる吉田忠智参院議員そして社民党が支援に入り、3党が足並みを揃えて「反対する国民を戦争に行かせたい」吉良氏を国政へ送り出した。
さらに国民民主党を巡っては、直近の2026年衆院選において一転して自党候補を大分1区に擁立。かつて支持した吉良氏の支持基盤である連合大分を真っ二つに引き裂いてみせた。しかしそこは「対決より解決」を掲げる同党らしく、肝心の自党候補もあえなく落選し、結果として自民党新人に議席をあっさり献上。
かつての盟友を確実に共倒れにするという、玉木代表が得意とする全方位に中途半端な党利党略を遺憾なく発揮した。
閣僚の不適切発言に対して任命責任を追及する一方で、反対する国民の命を軽視した候補を支持支援し、都合が悪くなれば共倒れで与党を利する野党各党の行動原理には、任命責任追及同様の矛盾と無責任さが潜んでいるとの見方は根強い。
予算措置を巡る閣僚の責任追及を強める野党各党だが、自らが主権者を戦地に追いやる暴言を容認・加担した「共闘責任」についても、今後厳しい世論の批判を浴びる可能性がある。
ただし本件は追及対象が与党ではなく野党陣営であるため、大手メディアが連日大々的に取り上げる心配は一切ない。世論の批判が広がる兆しもなく、国民民主党や立憲民主党や社民党は今回も何食わぬ顔で無事に逃げ切る予定だ。

天邪鬼な性格と前置きし、エリート層から多くの賛同が寄せられる(自称)民主主義国家に生まれた怪奇な議員・有志の会代表大分一区の吉良州司さんを知る努力。


