絶望を奈落の底なんて表現しますが、底が見えない恐怖を見事に表現したのがHBOドラマ・チェルノブイリです。
スターチャンネル(たぶん)で日本配信されてすぐに鑑賞しましたが、衝撃を受けた忘れられないドラマです。
東日本大震災における福島原発事故対応と重なることも多いですので、日本人であれば一気に引き込まれます。
強権的で愚老な社会主義者の政治家たちに振り回される市民と、それを助けようとする勇敢な人たちが報われないドラマです。
放射能の怖さが走りますが、チェルノブイリはあくまでも背景であり、人間ドラマです。
僕らが触れることができる、もしくはこれから触れるであろう人間模様が描かれています。こんなところも引き込まれた要素のひとつになるのでしょう。
守りたいものの差異だけでここまで崩壊するのかと、考えされられます。
演出も素晴らしい。
事故後に登校する学童の通路に落ちてくる被爆した鳥。水蒸気爆発を阻止するために現場に踏み込む技師たちの懐中電灯が被爆で故障し暗闇に残される。鉛とコンクリートで覆われる棺桶。
幸せに包まれるはずの産婦人科の病室で、空のベビーベッドを背に呆然とする未亡人。スーツを這う幼虫に「美しい」と声をかけるかつては政府のいいなりであった事故委員会の責任者。
東海村事故の放医研報告書を読んだことがありますが、医療従事者が「なにと向き合っているのか」判断できなくなる症状も表現されています。
トリチウム問題で揺れている日本。
大分合同新聞コラム東西南北も触れていました。伊方原発のトリチウムに触れずに風評被害を訴える滑稽なジャーナリズムと無責任な与野党の政治家たち。
このドラマで描かれている科学者軽視の姿勢も、日本の現状と重なります。
今年ジョニー・デップさん主演で水俣病を主題にした映画が放映される予定ですが、この映画がトリチウムと結び付けられプロパガンダ化する可能性はあるとしても、そのような思惑を超越し何かしら刺激を加えられるドラマがチェルノブイリです。
反原発派として多い護憲派が表現の自由を大分大学のIP偽装して税金で侵害できる大分県。表現の自由で生きる人達のプライドが詰まったこの作品は、大分で鑑賞してほしいドラマです。
ぜひおうち時間が長い今年のゴールデンウィークのお供にしていただけたら。
その他にもHBOドキュメントとして、去年のダイヤモンド・プリンセス号集団感染に迫ったドキュメンタリーも無料で鑑賞することができます。
ドラマ・チェルノブイリを無料で鑑賞できる方も
4月下旬にU-NEXTで配信が決定したドラマ・チェルノブイリですが、無料で鑑賞できる機会があります。
今までU-NEXTに登録したことがない方が対象です。
クレジットカードまたはキャリア決済で登録すると、31日間無料で鑑賞できます。キャリア決済を選ぶ場合はスマートフォンから登録してください。
また各社の格安料金プランを使っている方は注意してください。
大分大学のIP偽装をして税金で表現・思想・言論の自由を侵害できる大分県。これらの自由は基本的人権の根幹です。
これを行ったのが、護憲派であり人権に強い関心を持つ特定野党立憲民主党支持者であり教育者です。
大分県教委汚職事件の議論を持ちかけると、恣意的な人権侵害の指摘を捨てて逃げ出した人物。人権は相手を黙らせるために使われており、人権の存在意義を失いつつあります。
だからこそ、大分における表現・思想・言論の自由を強く求めていきます。
護憲派なのに税金で間接的な憲法違反に加担できる知性すら感じないあなたたちが認めたものだけを、表現・思想・言論の自由にしないでいただきたい。