混乱したコロナ禍で要請があっても営業を続け2日間の大繁盛が話題となった向き合うパチンコ屋両店が撤退し、そのひとつの跡地にスターバックス高城店が進出した。
2022年8月4日がオープンだ。
営業時間が8時から23時までドライブスルー有り。
信号前ということで、県下の他店で噴出する交通事情の不満はさらにヒートアップする懸念もあるが、ここは一服しよう。
コーヒーだけに。
スターバックス高城店オープンから見るこの地域のコーヒー事情について。
スターバックス高城店オープンだけ着目するには寂しいこの地域のコーヒー事情
2022年8月4日にオープンするスターバックス高城店。
圧倒的王者かつ常勝軍団がこの地域に進出することによって、高城周辺のコーヒー事情が変わっていくようにも思えるが、けっしてそんなことはない。
個性豊かな高城のコーヒーを支えるお店やらを紹介してみよう。
高城の1969’s coffee standは気軽に入れるスタイリッシュなお店
フラペチーノなどのふわふわホイップ系を男性ひとりで注文することに抵抗を覚える筆者としては、このお店の素晴らしさを強調したい。
接客するイケメン男性スタッフは、丁寧な接客をする。
この男性スタッフであれば、ふわふわホイップ系を頼むことができる。安心でき気軽に入店できる雰囲気をまとっているのが、高城の1969’s coffee stand。
イケメンスタッフの人間性だけではなく、コーヒーもおいしい。
コーヒーだけではなく、しゅわしゅわ系や夏にはかき氷もラインアップされ、個性的なカフェである。
駐車場はないが、高城駅前、そして少し離れているが道路を挟むとコインパーキングがあるので、利用すると良い。
また周辺にお店があるので、友人やカップルそして夫婦であれば、どちらが買い物をし、その間にどちらかがコーヒーを注文する立ち回りも可能だろう。
時間だけは人間に平等なのだから、厳格なルールを守って効率よく立ち回ってほしい。
ちなみに2階はスイーツが用意されているカフェだが、男性にしか見えない正体不明のバリアを張られているように感じる。戯れる女性の声で足がすくんでしまうことから、まだ立ち入ったことがない。
いつか突破するのが、筆者の夢だ。
オッサンが追いやられる時代であっても、1969’s coffeestandは受け入れてくれる。
さあ男性諸君、ホイップ系やしゅわしゅわ系ドリンクを持って、高城を闊歩しようではないか!
ファミリーマートだって負けていない
セブンイレブンが強いことに異論はない。このコンビニではけっして露呈しないこんな少数派の存在を知っているだろうか?
SかMのサイズを聞かれることで顔が真っ赤になってしまう。
なぜこのようなことが起きるのかについて、芳香なフレイバーを求めるみなさんの前で1000文字以上詳細に語る勇気はないが、そのような少数派にとって難関であるのが高城駅前のファミリーマート。
ファミリーマートとローソンのコーヒーサイズ表記は、SかMである。しかしアイス系であれば氷のカップをレジに持ち込むことで、SかM赤面問題が解決することを確認済みだ。
そのような少数派にとっては、夏のファミリーマートは快適である。それは高城駅前店にも同じことを言える。
コーヒーだけではなく、スイーツ系ドリンクも季節によって用意されている。
スターバックス進出であっても、あのお馴染みの入店音を掻き消すほどの賑わいで高城のコーヒー事情を支えるのはこれからも変わりないだろう。
個性的なVending Machineが囲む
なに?
コーヒーに400円も掛けていられない??
そんなリアリストな君を待っていた。
スターバックス高城店裏には、個性的な自動販売機が設置されている。
アサヒ・サントリーと多様性なVending Machineだ。誰も取り残されないSDGsを意識した取り組みなのだろう。
コカ・コーラーはアプリ・コークオンを導入することで、規定数のスタンプを集めて1本無料券のサービスもある。
挿話だが、スターバックス高城店裏にあるコカ・コーラの自動販売機は、どうしても筆者のスマホと相性が悪い。
コークオンアプリを入れている読者は試してほしい。
癒やしも期待値マックスなスターバックス高城店
高城にある既存のコーヒー店やらを擁護し続けてきたが、スターバックスを前にすれば限界が近づいてきた。
常連になればスタッフさんから顔を覚えられ、カップになにかしらのメッセージをもらうこともある。
何も意識していない異性から声を掛けられたようなときめきを体感、いやそんな下心を払拭する癒やしの言葉を提供するカフェだ。
ただおいしいコーヒーを提供しているのではなく、癒やしも同時に提供する。本来あるべきカフェの理念が極端に振れることなく成立し維持し続けているのがスターバックスである。
この地域を支えてきたコーヒー店だけに視点を絞るのは、人間活動を狭めることに繋がる。
希薄なこの社会、これだけは避けたい。
スターバックスも紹介したお店やらと同じように、高城において価値あるコーヒー店の仲間入りをしたのだから。
それでもやはり問題提起したいホイップ系を頼むことに躊躇すること。そしてこのお店だけに限らず大手コーヒー店特有のサイズ問題もクリアしなければならない。
一見さんにはハードルが高いお店だ。しかしそれをクリアする接客にも定評があるスターバックス。絶対王者にふさわしい風格を持っている。
つまるところ、コーヒーを求める者の心意気次第でどうにでもなる問題だ。
怖がらずにふわふわ系フラペチーノを頼んでほしい。筆者もこのお店で挑戦することを決意し、お約束する。
スターバックス高城店で、今度はどんなメッセージをもらえるのだろうか?
持参のタンブラーにメッセージを書いてもらっても構わない私は、8月4日が来るのが待ち遠しい。
他の県内店舗とは異なる渋滞事情を持つスターバックス高城店
クリスマスのOBS付近で大渋滞のケンタッキー、土日お昼時のマクドナルドなど、不関係な方々には理不尽な交通渋滞に巻き込まれることもある大分県。
オープンして1ヶ月近く経過することになるが、やはり他店舗同様に渋滞問題が発生しているスターバックス高城店である。
数回遭遇したときに感じたのは、スターバックス高城店は他の県内店舗とは異なる渋滞事情を持つように感じる。
左折レーンがあることで、直進したい車が車線に入れないことが多いようだ。
このように左折レーンがあることで、鶴崎方面に直進したい車はタイミングの機会を待たなければならない。
長い渋滞でダイソー高城店付近まで体験した。
この付近を走行する方は、このような交通事情を踏まえて後続車に気をつけながら車線変更をし、目的地を目指していただきたい。
「左折レーンに間違えて入ってしまった!直進したいから車線変更しちゃお」なんていう考えを持つ方は、歩道橋付近に大分県警が待ち構えていることもあるので気をつけていただきたい。
熾烈を極める高城地域で自分だけのコーヒーを
しょうもないことを書いてしまった。
しかし圧倒的王者であるスターバックスが進出することによって、高城地域のコーヒー事情が著しく変化するわけではないことは、ご理解していただけただろう。
そうであっても高城コーヒー事情は、圧倒的王者の進出によって8月4日から変わるのかもしれない。
しかし自分だけのコーヒーを求める揺るがない志があるなら、あなたを裏切らないお店が揃っているのが高城である。
個性的な味とカフェインが脳を駆け巡り、それぞれの時間を共にする嗜好品がコーヒー。
この体験を歓迎する街が高城であることを、スターバックスがオープンしてもけっして忘れないでいただきたい。