閉店した芳華の薬膳温麺を独自の素材で作ってみた

閉店してもう味わうことができないと思っていたら、引き継ぐ者が現れたのが大分市の芳華。冷麺で有名ですが、温麺派です。

推しを変えることができない出会いと同じ。

通販やトキハさんや日々餃子さんで入手することができますが、今回は品切れ。そんなときでも食べたい、または格安で楽しみたい。

そんなときのために、用意してきたのですよ。

大分市芳華の薬膳温麺を独自の素材で作ってみた

芳華さんが販売している冷麺セットを温麺バージョンにする感覚で、独自の素材を集めて再現することにしました。

僕はキッチンにお皿洗いでしか入れない謎の協定を妻ちゃんと結んでいます。よって妻ちゃんが出張中に芳華の薬膳温麺を作る計画を密かに練っていました。

そして深夜に決行です。

麺はきねうち冷麺とスープは付属品

ネットで購入できます。

ふと覗いた業務スーパーにも売られており、こちらのほうが安いです。

まずさっと湯がいて湯切りをしてお椀に入れます。

そうすると冷たくなったお椀を温める効果があると、まったく料理ができないキッチン入室禁止令を科せられている僕はとんでもない発見をしたようです。

薬膳温麺に必須なクコの実・ひまわりとかぼちゃの種も

芳華さんの薬膳温麺に欠かせない種。種類は全ては覚えていませんが、印象的だったクコの実とひまわり・かぼちゃの種。

そのまま食べてみると、味はしませんが、なんかヘルシーな感じ。クコの実は甘い。

また薬膳に欠かせない納豆は、黒豆を購入するのを忘れました。冷蔵庫にある納豆を使います。熊本・大分地震で芳華でも欠品になったことを思い出します。

市販のキムチとネギやらで完成

市販のキムチとそのタレと黒ごま。包丁を使うとキッチン入室禁止令の違反がバレる可能性が高いのでスーパーで買ってきた刻みネギを彩ります。

芳華の薬膳温麺の配置を思い出しながら、スープ多めで提供してくれた店主さんの思い出に浸りながら、素材を彩っていく。

時々つけてくれた韓国のり。あのごま油の風味が僕は好きだったことから、キッチンにあるそれを拝借。

独自の素材で作ったなんちゃって芳華の薬膳温麺完成

NHKおおいたに居た寺澤アナの色彩を持たない料理写真なんて書いていた人もいますが、なかなか難しいんですね。加工すればよかった。

まずはスープから。

芳華さんの優しいファーストタッチとまではいきませんが、あのときの思い出が味を補完してくれます。

麺は芳華さんに比べると細いですが、それなりの雰囲気はあります。つるつるしておいしい。

薬膳温麺の食べ方として、納豆をまぜてスープにとろみをつけることを好む方も多いですが、僕は優しいタッチのスープを大切にしたいので、まずは納豆を食します。

クコの実やかぼちゃ・ひまわりの種は、ふやけて芳華を再現。クコの実がさらに甘くなり、スープを泳いだかぼちゃ・ひまわりの種は、違う顔を見せる。

これは驚きでした。

キムチとそのタレはやっぱり芳華さんが一番です。キムチは売り切れが多いことから、せめてタレだけでも市販のもの芳華に変えるだけで、再現度が高い薬膳温麺になりそうです。

後日、日々餃子さんで入手しました。

日々餃子さんも販売している芳華の冷麺セット。

今度は芳華の冷麺セットで温麺の再現に挑んでみます。